Amazonは10月3日、新しい「Fire HD 8」シリーズを発表した。「Fire HD 8」「Fire HD 8 キッズモデル」「Fire HD 8 キッズプロ」の3機種を同日から販売開始する。価格は15,980円~20,980円。
新モデルの発表を記念し、10月17日から開催するプライム感謝祭先行セールおよび、10月19日・20日に開催するプライム感謝祭にて、新Fire HD 8 キッズモデル、新Fire HD 8 キッズプロも提供される。
新「Fire HD 8」
Fire HD 8シリーズは、1,280×800ドット解像度の8型ディスプレイを搭載したタブレット。最新となる第12世代モデルは、新たにリアカメラを5メガピクセルに高解像度化し、メモリも最大4GBに強化した。プロセッサは6コア(2.0GHz)、バッテリー駆動時間は最大13時間。ストレージは別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張可能。
本体サイズは201.9×137.3×9.6mm、重さは約337g。カラーはブラックの1色展開。32GBストレージ/3GB RAMモデルが15,980円、64GBストレージ/4GB RAMモデルが17,980円。
新「Fire HD 8 キッズモデル」
3歳以上の子どもを対象とした新「Fire HD 8 キッズモデル」は、8型HDディスプレイを搭載したタブレット。知育アプリやゲームを月額980円/年額9,800円で楽しめるAmazon Kids+が1年間無料で付属している。保護者向けのペアレントダッシュボードでは、利用時間の設定や端末のロックなどが遠隔で行える。
本体サイズは222×180×27mm、重さは約512g。本体には新たに、持ち手/スタンド付き専用カバーが付属し、ブルー、グレープ、ディズニープリンセスの3種類が選べる。価格はブルー、グレープが19,980円、ディズニープリンセスが20,980円。
新「Fire HD 8 キッズプロ」
Fireタブレット キッズプロシリーズはこれまで10型モデルのみが用意されていたが、新たに8型モデルが登場。対象年齢は6歳以上で、Amazon Kids+が1年間無料で付属するほか、保護者向けのペアレントダッシュボードも利用できる。
Fireキッズモデルより薄く軽いことが特徴。本体サイズは212×162×17mm、重さは約506gで、グリーン、プラネット、マーベルアベンジャーズの3種類が選べる持ち手/スタンド付き専用カバーが付属する。価格はグリーン、プラネットが19,980円、マーベルアベンジャーズが20,980円。
Amazon Kids+でディズニー・マーベルコンテンツ拡充
Amazon Kids+はディズニーパブリッシングとの協力を進めており、ディズニーおよびマーベルの教育コンテンツを105タイトル提供する。このうち73タイトルは日本向けで初の提供となり、『モアナと伝説の海』、『インサイド・ヘッド』、『トイ・ストーリー』を始めとした日本語絵本読み聞かせ動画、キャラクターの描き方動画、英語の歌や絵本読み 聞かせ動画などが楽しめる。
また、2024年10月3日からは、ハルクやスパイダーマンなどが敵と戦いながら、速さや光、熱、重力、環境問題などをわかりやすく伝える科学動画「マーベルスーパーサイエンスショート」(シーズン1、10エピソード)を、Amazon Kids+にて日本初公開かつ独占配信する。
このほか保護者向けに、Amazon Kids+に含まれていないタイトルを子どもたちが自主的に保護者にリクエストし、保護者がペアレントダッシュボードで承認することで利用可能になる機能を、2024年内にリリース予定という。