コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は、地方創生SDGsの実現のため、内閣府地方創生推進室と連携することを発表した。施策の一環として、大阪・関西万博において実施される「地方創生SDGsフェス」に「桃太郎電鉄」のコンテンツを提供し、地方自治体の情報発信に全面的に協力するという。
「桃太郎電鉄」は、すごろく形式で日本全国を巡り、特産品や名所を物件として購入する国民的ボードゲーム。地域振興との親和性が高く、これまでも全国各地との鉄道会社やテーマパーク、ミュージアムなどとコラボレーションを実施してきた。
2020年に発売した『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』は、累計販売本数が400万本(2023年12月時点)を超えているほか、2023年からは、全国の教育機関向けに、PCやタブレットで動作する『桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~』の無償提供も開始。10,000校以上に提供するなど、教育効果の高いコンテンツとしても評価されている。
こうした「桃太郎電鉄」のコンテンツを活用し、内閣府地方創生推進室と提携して「地方創生SDGs」に取り組む。この取り組みの第一歩として、大阪・関西万博において実施される「地方創生SDGsフェス」に「桃太郎電鉄」のコンテンツを提供。「桃太郎電鉄」の世界を模した来場者参加型のイベントで、地方自治体による地方創生SDGsの取り組みを、万博の場で国内外に発信することにより、地域におけるSDGsの達成や地域課題の解決、持続可能な社会の形成を促進する。