iPhoneのボリューム調整が"ざっくり"しすぎている...確かに、そう感じてしまうかもしれません。ミュート状態(音量0%)からマックスの100%に到達するまでにボリュームボタンを押す回数は16回、単純計算で1回あたり約6%変動することになります。

この変動幅は、ヘッドホン/イヤホンで音楽を聴くときに気になるかもしれません。ちょうどいいボリュームに調整したくても、ボタンを1回押してしまうと音が大きすぎか小さすぎ、かといって現状のままでは物足りない、そう考えたことがある人は多いはずです。

ボリュームをきめ細かく調整したい場合には、最終調整にコントロールセンターのボリュームパネルまたはSiriを利用しましょう。本体左横の上下ボタンで大まかにボリューム調整したあと、ボリュームパネルかSiriで±1〜2%程度微調整しようというわけです。

ボリュームパネルは、上下方向へドラッグすることで感覚的にボリューム調整できます。調整幅は数値化されませんが、音楽はつねに音量が変動するもの、目分量でじゅうぶん役立ちます。

つねにベストなボリュームで音楽を聴きたい、いちど完璧に調整したボリュームで使い続けたいという場合は、Siriを利用しましょう。ベストな状態のとき「現在のボリュームは?」と訊ねると、その時点のボリュームを1%幅で答えてくれます。その数値を覚えておけば、同じヘッドホンを次回利用するときSiriに「ボリュームを◯◯%にして」と命令するだけでOKです。

  • 細かいボリューム調整には、ボリュームパネルかSiriを利用しましょう