Zepp Healthは5月24日、スマートウォッチ「Amazfit Balance」に大型アップデートを配信した。心拍変動(HRV)機能やランニングパワーの表示、ハーフ&フルマラソンサポート機能、ワークアウトモードの増加、オフラインマップ機能の改善が実施されている。

  • Amazfit Balance。直販価格は39,900円

Amazfit Balanceは、Zepp Healthが展開するスマートウォッチの中でもライフスタイルの活性化を目的としたスマートウォッチ。

健康管理機能が充実しており、身体やメンタルの疲労・回復状態を数値化した「レディネススコア」をはじめ、睡眠モニタリングやストレスモニタリング、血中酸素レベル、呼吸数など基本的な健康データを取得できる。体脂肪率、筋肉量、基礎代謝など8つの指標を10秒で測定できる体組成測定機能も搭載する。

今回実施したアップデートで加わった心拍変動(HRV)機能は、心拍間隔の周期的な変動を示すもの。同社によると、一般的に数値が高いと心身がリラックスした状態、低いと心身に疲労がたまり自律神経が乱れた状態だといい、この数値を把握することで、身体の回復状態、ストレスレベル、運動後の回復状態をモニターするのに役立つとする。

ランニングパワー機能は、ランニングに必要なパワーをワットで表したもので、ランニング時のペース配分などに役立つほか、より効率的なトレーニングが行える。

また、ハーフマラソンとフルマラソンのトレーニングプログラムや、「ボルダリング」と「インドアロッククライミング(屋内ロッククライミング)」という2つのワークアウトを追加。

このほか、オフラインマップに道路名が表示されるようになった。スキーマップ機能も追加され、スキーモードが起動するとオフラインマップのページに自動でスキーマップが表示されるようになっている。

  • オフラインマップで道路名が表示されるようになり、ワークアウト中にルートを把握しやすくなった