タフなWear OSスマートウォッチ「TicWatch Pro 5 Enduro」発売、健康管理も強化

Mobvoiは5月9日、Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチブランド「TicWatch」（ティックウォッチ）新製品として、「TicWatch Pro 5 Enduro」を発売した。Amazon／楽天市場／Yahoo!ショッピング／au PAYマーケット／Qoo10のMobvoi公式ストアを通じた販売となり、実店舗での展開は未定。価格は49,999円。

TicWatch Pro 5 Enduro

米国防総省の調達基準「MIL規格」に準拠した耐熱性・耐衝撃性・耐水性・防塵性・防湿性を備えた、耐久性の高いスマートウォッチ。

前モデル「TicWatch Pro 5」と同じくクアルコムのスマートウォッチ向けSoC「Snapdragon W5+ Gen 1」を採用し、スムーズな操作性と接続性を備えている。対応OSはAndroid 8.0以降で、iOSには非対応。

裏面

ディスプレイは1.43インチの有機EL（円形）で、新たに傷が付きにくいサファイアクリスタルガラスディスプレイを採用。有機ELディスプレイの上に省電力表示用のFSTN液晶を重ねた2層ディスプレイ式で、スマートモードで最大90時間の電池持ちを実現した。サイドボタンはユーザーによるカスタマイズが可能となったほか、回転式クラウンはドーム形に改善され誤動作しにくくなったという。

有機ELディスプレイの上に省電力表示用のFSTN液晶を重ねた2層ディスプレイで消費電力を抑えている

メモリは2GB、ストレージは32GB。バッテリー容量は628mAh。通信方式はBluetooth 5.2とWi-Fi 2.4GHz帯。衛星測位はGPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSに対応する。搭載センサーは加速度、ジャイロ、 HD PPG心拍、 SpO2、皮膚温度、低遅延オフボディ、気圧計、コンパス。本体にはスピーカー、マイクも搭載する。

対応ワークアウトは110種類以上で、クロスカントリースキーや階段昇降、クランチなど専門性の高い種目が追加された。

健康管理機能も強化され、新たにMobvoi製「TicHealth」アプリをプリインストール。心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス、健康目標などをトラッキングし、本体上のTicHealthアプリで健康データを一覧表示できるようになった。睡眠を自動検出する機能、いびき検出機能、Wear OS by Googleのヘルスサービスを使うアプリとの連携機能も機能も追加されている。