所定の位置にiPhoneの背面を重ねて放置するだけでチャージできる「ワイヤレス充電」。8/8 Pro以降のiPhoneは、Qi(チー)規格に対応したワイヤレス充電機能を備えており、同規格準拠の充電器であれば手軽にワイヤレス充電を利用できます。

さらに12以降のiPhoneは、磁石の力で正確な位置に装着できる「MagSafe」に対応しており、置いた位置がズレると充電速度が低下する問題を防げます。2024年2月時点で最新のiPhone 15シリーズに関していえば、このMagsafeに対応しているかどうかが、充電器選びにおける重要なポイントです。

そしてこれからは、「Qi2(チー・ツー)」に対応しているかどうかがiPhone用ワイヤレス充電器選びの重要なポイントになります。Qiの後継バージョンとして2023年に発表されたこのワイヤレス充電規格は、MagSafeをベースに仕様が決められており、13/iOS 17.2以降のiPhoneが対応しています。

Qi2では、最大15Wという出力に対応しています。最新のiPhone 15シリーズにおいても、従来のQi規格対応ワイヤレス充電器では最大7.5Wにとどまりますが、Qi2対応であれば高速/短時間に充電できます。2024年2月現在、発売されているQi2対応製品はわずかですが、充電途中に位置がズレて遅くなることも、7.5Wという有線充電に比べ圧倒的に不利な充電速度でガマンすることもありません。

なお、Qi2対応ワイヤレス充電器の性能をフルに発揮するためには、iPhoneを保護ケースなしで使うか、保護ケースをQi2/MagSafe対応品に交換することになります。充電器とあわせて検討しましょう。

  • これからiPhone用にワイヤレス充電器を選ぶならQi2対応品がベストです(写真はBelkin BoostCharge Pro 2-in-1)