中国Nubia傘下のREDMAGICは1月9日、ゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 9 Pro」を日本で1月12日より販売すると発表した。背面カメラの出っ張りをなくしたフラットな設計や、シリーズの特徴である透明デザインの採用、Qualcommの最新モバイル向けSoCのフラッグシップ「Snapdragon 8 Gen 3」の搭載、空冷ファンの搭載など、意欲的な設計が目を引く大画面の高性能モデル。最上位モデルでも13万円台半ばに価格を抑えた点も注目できる。

  • すでに海外ではリリースしていたゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 9 Pro」、日本での発売日と販売価格が発表された

製品のラインナップや価格は以下の通り。

製品名 本体カラー メモリー 価格
Sleet(スリート) ブラック 12GB + 256GB 109,800円
Snowfall(スノーフォール) シルバー 16GB + 512GB 134,800円
Cyclone(サイクロン) 黒スケルトン 16GB + 512GB 134,800円
  • スタンダードなSleet(スリート)モデル

  • ビジネスシーンでも違和感なく使えそうな外観だ

  • シルバー基調の透明デザインを採用するSnowfall(スノーフォール)モデル

  • 透明感が強く、目を引く

  • ブラック基調の透明デザインを採用するCyclone(サイクロン)モデル

  • 背面パネルは一部が透明になっており、内部が見える

REDMAGIC 9 Proは、6.8インチの大画面ディスプレイを搭載したゲーミングスマートフォン。グローバルではすでに販売を開始しており、今回晴れて日本での販売が発表された。

REDMAGIC 9 Proのおもな特徴は以下の通り。

  • カメラ部の出っ張りがないフラットな背面パネル
  • QualcommのSnapdragon 8 Gen 3をいち早く搭載
  • 6500mAhの大容量バッテリー搭載、80Wの急速充電に対応
  • 前面カメラが見えないフル画面ディスプレイ
  • 空冷ファンを搭載した冷却システム
  • 3色のカラーバリエーション、シルバーモデルも日本初投入

目を引くのが、背面カメラの出っ張りをなくし、昨今のスマートフォンでは珍しく完全フラットなデザインに仕上げたこと。内部パーツの配置を最適化することで、旧モデルと同じ8.9mmの厚さを維持しながらカメラの出っ張りをなくすことに成功した。メインカメラはシリーズ初の光学式手ブレ補正機構とフレア防止対策を施している。端末の重量バランスも均一化し、持った際の安定性を高めた。

Qualcommの最新モバイル向けSoC「Snapdragon 8 Gen 3」をいち早く搭載し、パフォーマンスを高めつつ、消費電力を抑えた。バッテリーは6500mAhの大容量タイプで、1回のフル充電で2日はバッテリーが持つという。充電も最大80Wの急速充電に対応し、約35分でフル充電できる。

シリーズの特徴である内蔵の冷却ファンも継承する。空気の流れる道を直線的に改良したほか、画面パネルの下に熱伝導シートを敷くことで発熱効率を高め、本体の発熱を気にせずゲームがプレイできるようにした。

ディスプレイは6.8インチのAMOLED。前面カメラはUDC Pro技術で画面の下に隠しており、ノッチやパンチホールをなくしたことで画面占有率は93.7%にも高まった。ディスプレイは、輝度を従来比23%アップの1600ニトに引き上げた。タッチサンプリングレートは960Hzで、瞬時タッチサンプリングレートは2000Hzとした。

割引特典も用意

1月9日(火)12時(正午)~1月12日(金)午前11時59分まで、REDMAGIC日本公式サイトにメール登録した人全員に、REDMAGIC 9 Proの予約購入時に利用できる1,000円クーポンを配布する。

さらに、先行予約販売期間の1月12月(金)12時(正午)~1月23日(金)午前11時59分まで、前述の1,000円クーポンと合わせて5,000円引きで購入できる期間限定割引も実施する。