BIGLOBEは、主に若年層を対象として実施した「若年層の意識調査」の結果を発表した。その結果によると、Z世代の6割が「一生独身でも気にならない」と回答したようだ。ネットでは「若い時はそう思ってた」「1人でも楽しめる世の中になってきてる」などと話題となっている。

  • Z世代の6割が「一生独身」を気にしないと判明 - ネット「若い時はそう思ってた」「1人でも楽しめる」

    Z世代の6割が「一生独身でも気にならない」と感じているようだ

本調査は、同社が運営するオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」にて実施されたもので、今年9月12日から9月14日にかけて、全国の18歳から69歳までの男女1,000人(18歳から24歳までのZ世代350人を含む)にインターネット調査をおこなっている。

調査の結果、「結婚したいと思う(または結婚している)か」を質問したところ、18歳から24歳までのZ世代の52.6%が「あてはまる」と回答。25歳から29歳が60.4%、30代が58.0%、40代が59.0%、50代が67.0%、60代が72.0%で、他年代と比較しても、Z世代が最も低い結果となった。また、「法律婚にはこだわらないがパートナーと暮らしたい/結婚しているが法律婚でなくてもよいと思うか」という質問では、18歳から24歳までのZ世代の51.1%は「思う」と回答。最多である25歳から29歳の51.6%に次ぐ結果となっている。Z世代の半数以上は、結婚に前向きな姿勢を示しているようだ。

  • 「結婚したいと思う(または結婚している)か」(BIGLOBE調べ)

  • 「法律婚にはこだわらないがパートナーと暮らしたい/結婚しているが法律婚でなくてもよいと思うか」(BIGLOBE調べ)

一方で、「一生独身でも気にならないか」を質問すると、18歳から24歳までのZ世代の60.6%が「気にならない」と回答。年代別では、25歳から29歳が62.0%と最多になり、若年層は一生独身であることを気にしない人が多数派であることがわかった。

  • 「一生独身でも気にならないか」(BIGLOBE調べ)

また、「選択的夫婦別姓が制度化されたら結婚したい/夫婦別姓に変更したい」と考える人は、18歳から24歳までのZ世代で39.7%に。年代別では、25歳から29歳が最多で41.6%で、30代以降は大幅に下がり、30代で24.0%、40代で26.0%、50代で20.0%、60代で18.0%となった。さらに、「結婚相手の姓に変更することに抵抗がない/変更してもよい」と考える人は、18歳から24歳までのZ世代が62.0%で最多となり、25歳から29歳の61.2%で続いた。

  • 「選択的夫婦別姓が制度化されたら結婚したい/夫婦別姓に変更したい」(BIGLOBE調べ)

  • 「結婚相手の姓に変更することに抵抗がない/変更してもよい」(BIGLOBE調べ)

このほか同調査では、「子ども」や、「仕事」などに関する調査もおこなっているので、興味があればチェックしてほしい。

ネット上では「結婚に対する向かい風が台風レベルで吹いてるからこうもなる」「1人でも楽しめる世の中になってきてるしZ世代に限ったことでもないのかも」「Z世代じゃなくても気にならない人増えてるだろ」「こんな世の中だし…対人恐怖症とか増えてるし…。独身の方が気が楽だって💦」「物価高い給料低いしデートするお金ないのに結婚なんてする気になれんよねー」「若いうちは良いんだよ…問題は年取ってからだよね」「若い時はそう思ってたよ」「20代のうちはそう感じるだろうけど、30歳すぎると不安が増幅する」「そうかぁ…(´・ω・`)6割って結構多いね…(´・ω・`)」「将来寂しくなってもAIロボットや仮想空間が発達していくしな」などの声が寄せられた。