宝島社は12月11日、「このマンガがすごい!2024」ランキングのTOP10を公式サイト「このマンガがすごい!WEB」にて公開した。「ダイヤモンドの功罪」がオトコ編で、「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」がオンナ編でそれぞれ1位に輝いた。

  • 「このマンガがすごい!2024」発表! 1位はオトコ編「ダイヤモンドの功罪」、オンナ編「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」

    「このマンガがすごい!2024」ランキング、 オトコ編1位は「ダイヤモンドの功罪」に、オンナ編1位は「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」に決定!

「このマンガがすごい!2024」オトコ編の1位は、平井大橋さんの「ダイヤモンドの功罪」。週刊ヤングジャンプ(集英社)にて、2023年11号から連載されている野球漫画だ。運動の才能に恵まれすぎた主人公・綾瀬川次郎は、自分のせいで負ける人がいる、自分のせいで夢をあきらめる人がいるということに苦悩し、孤独に悩む中、”楽しい”がモットーの弱小・少年野球チーム「バンビーズ」を見つけ、みんなで楽しく野球ライフを謳歌していたが……という、一人の天才とその仲間を描いた野球青春劇が描かれる。

オンナ編の1位は、大白小蟹さんの「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」。大白さんがリイド社・トーチwebなどで発表した作品を集めたものだ。運命のように出会った恋人と別れ、傷心の男をストーブが海へ連れ出す「うみべのストーブ」や、トラックドライバーの千夏と、雪女の雪子の忘れられない夏の物語「雪子の夏」など7編が収められている。

ちなみに、12月13日発売の宝島社が毎年発行しているマンガ紹介本「このマンガがすごい!(税込870円)」には、ムックオトコ編1位「ダイヤモンドの功罪」平井大橋さんの描き下ろしマンガ、オンナ編1位「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」大白小蟹さんへのスペシャルインタビューなどを収録する。興味があればチェックしてほしい。

ネット上では「おめでとうございます!」「ダイヤモンドは満場一致やね」「おおお!」「おもしろいんだよ、これほんとうに小学校5年生が描いてるんじゃないかと思うほどの『小学生の心理描写』解像度がすごいの」などの声が寄せられた。