シャープから11月に発売された「SJ-PW37K」は、定格内容積が374Lの3ドア冷凍冷蔵庫。奥行きを短くした設計として、キッチンに設置しやすくしたモデル。本体カラーはダークアッシュグレーとマットオフホワイトの2色。価格はオープン、推定市場価格は218,000円前後。

  • ダークアッシュグレー

  • マットオフホワイト

コンロやシンクが壁にぴったり付いた一般的なキッチンの主流である奥行き650mmに合わせ、本体の奥行きを650mmとした(幅600×高さ1750mm)。シャープの冷蔵庫らしい「どっちもドア」仕様は、パーツ交換など不要で右開きでも左開きでも使えるため、引っ越しやキッチンのレイアウト変更にも対応しやすい。ハンドルやエッジ部分、内部の棚に曲線を用い、優しい触り心地と柔らかみのある「ラインディッシュデザイン」も特徴的。

冷凍室は下段で(野菜室は中央)、冷凍室内には3段構造+段違いケースを採用。中段の段違いケースによって、冷凍室内のデッドスペースを減らしている。収納イメージとしては、最下段にボトルや冷凍食品の箱など背の高い物、中段にパック物やラップした物、最上段に氷とお惣菜といったパターンを挙げている。また、運転モードとして、通常冷凍よりも低温にする「おいそぎ冷凍(冷凍ケース上段)」や「低温新鮮モード(冷凍ケース下段)」に切り替え可能。

  • 冷蔵室・上段

  • 冷蔵室・下段

冷蔵室では、これもシャープらしいプラズマクラスター(イオン物質)発生ユニットを搭載している。プラズマクラスターには脱臭効果や除菌効果があるとされ、冷蔵室内を清潔に保つ。冷蔵室とチルドルームにも、通常より数度低い温度で保存する低温新鮮モードがある。

有効内容積は、冷蔵室が207L(うちチルドルームが14L)、野菜室が70L、冷蔵室が97L。年間の消費電力は337kWh。本体の重さは73kgとなっている。

  • 冷蔵室内にプラズマクラスターを放出(イメージ)