マウスコンピューターは大阪に2つの店舗を構えており、以前にマウスコンピューター大阪ダイレクトショップを紹介したことがあったが、今回はもう1つの大阪店舗、ゲーミングPCの専門店として展開するG-Tune : Garage 大阪店に伺う機会があった。店長はじめスタッフがかなりのゲーマーやストリーマーだったりする"濃い"お店だ。新しい期間限定セール「秋のゲーミングPC祭」も始まったタイミングで、オススメPCと一緒に紹介しておきたい。

「専門店なので、やはりゲーミングPCの接客には自信があります。スタッフもそれぞれ専門知識のあるメンバーが揃っているので、まずはお声掛けをいただければ、お役に立てるはずです」と話すのは、G-Tune : Garage 大阪店の真鍋店長。このお店、現役ストリーマーやVALORANTの大会参加者など、"シーン"に身を置いているスタッフが多い。「ディープなスタッフ揃いなので、遠慮せずダイレクトにニーズをお伝えいただければと。ちょっと話せば、"ああ同好の士だな"とわかってもらえると思います(笑)。なのでぜひお気軽に」とのことだ。

  • 店長の真鍋さん。最近は忙しくて離れ気味だが、プライベートでゲームの実況配信を嗜んでいたという本気の人だ。ちなみに大阪店、秋葉原のG-Tune:Garageが入居ビルの再開発で閉店しているため、実は全国で唯一のG-Tune:Garageだったりする。それだけにスタッフも精鋭ぞろいということか

一方でゲーミングPC入門者には敷居の高いお店というわでもなく、真鍋店長も「1台目の購入というお客様も多いです。ゲーミングPCはバリエーションの幅が広いので迷いやすいと思うので、しっかりニーズをくみ取って案内できるように心がけています」というので安心してほしい。「昔は"入りにくい"と言われることもあったので、入りやすいようちょっとづつ変えてきていて、もっと入りやすいお店が目標です」だそう。カップルや女性同士で来店する女性客も多く、60代のお客もいるなど、実際の来店客層も幅広いとのことだった。ちなみに、同店に来店する女性ゲーマーの1番人気は「バロ人気凄いですね~」(真鍋店長)でVALORANTだとか。ちなみに大阪ではVALORANTのオフラインイベントを開催したりすると、半分は女性客だったりするそう。確かにVALORANTは世界的にも女性のプロゲーマーが多い印象がある。

  • G-Tune : Garage 大阪店の店内の様子。ゲーミングPC「G-Tune」がメインで品揃えも多いが、クリエイター向けの「DAIV」やスタンダードな「mouse」ブランドのPCも取り扱いがある

なお、すぐ近所にある大阪のもう1つの店舗、大阪ダイレクトショップともきちんと連携しており、在庫を融通したり、展示機を相互に案内したりすることもあるそう。G-Tune : Garageであっても、「ゲーミングPC以外の、仕事や創作系でPCを使いたいお客様も大歓迎です」(真鍋店長)。両店はどちらも南海なんば駅から歩いて行ける場所にある。

それではお店のオススメPCをご紹介。ここで出てくる「G-Tune DG」や「G-Tune P6」は、先日はじまったばかりの期間限定セール「秋のゲーミングPC祭」(Web版チラシはこちら)にて、11月23日までの期間限定で特価になるモデルもあるの、Webチラシと一緒にチェックしてほしい。

まずG-Tune DGシリーズのCore i7-13700F搭載モデル「G-Tune DG-i7」はゲーミングデスクトップPCのイチオシで、普段からお店で主力の売れ筋にもなっている人気モデルだ。特にGeForce RTX 4070を搭載する「DG-i7G70/EX」(ちょうど期間限定セールの対象で価格254,800円)が店長の推奨モデル。「i7-13700FとRTX 4070のゲーミングPCで、DDR5-4800メモリを32GB、Gen4 SSDを1TBというスペックは、他店では展開の少ないモデルと思います。ホワイトのPCケースと青色LEDを選べるのも、若者や女性に支持が高いです」という。配信者の環境にもドンピシャだそうで、スタンドマイクやヘッドフォンなど周辺機器とのセットも良く売れているそう。

  • ゲーミングデスクトップPCのお店1番人気は「G-Tune DG-I7」。周辺機器までホワイトで統一したセットも登場している

デスクトップではゲーミングPCの新ブランドとして今年の夏にデビューした「NEXTGEAR」も引き合いが増えている。大阪店では、このブランドのコンセプトのエントリーゲーマー向け、だがメインゾーンが20万円を超えない高性能ゲーミングPCという立ち位置がハマるお客が多かったんだとか。ただエントリーゲーマー向けでありつつ、IntelではなくAMDベースなので、必要に応じてIntelとAMDの違い、

  • 「NEXTGEAR」のコスパの良さは、AMD製チップのコスパの良さも存分に活かされているわけだが、なかにはAMDを知らない、というお客いるということで、場合によってはAMDの家庭用ゲーム機での採用事例などを交えながら、ゲームプレイで優秀であることをかみ砕いて案内することもあるそうだ

  • 写真の「G-Tune HN-Z」シリーズの2機種は、オンラインストアでは注文できないお店独自のお買い得モデル。マウスコンピューターではお店限定モデルを割と見かけるので、見逃さないようにしたい

ゲーミングノートPCでお店の一番人気は「G-Tune P6」。Core i7やCore i9にGeForce RTX 4060 Laptopuを組み合わせたモデルが期間限定セールで20万円前後の特価になっている。

  • 一番人気は「G-Tune P6」で、11月23日までの期間限定セール「秋のゲーミングPC祭」の対象にもなっている

だが、あえてここでの店長オススメは14型ゲーミングノートPC「G-Tune E4」。Core i7とGeForce RTX 4060 Laptop入りで144Hzパネルながらコンパクトという特徴のゲーミングノートPCなのだが、「ノートPCでゲームというニーズには、それなりに事情があるはずです。設置場所とか、仕事兼用にしたいとか、デスクトップPCは既にあってサブ機にしたいとか。このサイズでRTX 4060搭載でバリバリ動くノートPCは貴重ですが、E4なら色々な事情にオールマイティにフィットしてくれるんです」というのがオススメの理由だそうだ。

  • 「G-Tune E4」は本体カラーがゲーミングPC定番のブラックではなくてネイビー(しかもキーボードが光ったりもしない)というのも場面を選ばなそうで良い。真鍋店長はE4が「モバイルで1番好きな機種」だそう。スペックが近いPCでクリエイター向けの「DAIV S4」と比較してみるのもいいかも

ところで余談だが、ゲーミングPCはスペックの差がゲーム体験にダイレクトに効いてくるのはもちろん、場合によっては、選択を失敗するとゲームがまともに遊べないのではという心配もあるのだが、スペックが多岐にわたるなかで特にどこを見ればいいのか、お店では最初に「GPU」から見るとわかりやすいと教えてもらった。GPUをあわせておけば、G-Tuneは基本的にCPUなども見合うスペックで製品化しているからだ。参考までに店長によれば「まずはGeForce RTXの4000番台から選ぶのが無難で、具体的には現行タイトルで、今だと、圧倒的にStarfield、あとはARMORED CORE VI、原神のVer.4.0アップデートでの問い合わせがありますが、このあたりRTX 4060から、先を見るならRTX 4070を選んでおけば安心できます。人気があるのはRTX 4070ですね」だそうだ。

最後にオマケ情報で、G-Tune : Garage 大阪店のX(Twitter)アカウント(@GTune_Osaka)では、新モデルの入荷情報や、特価セールの情報などを随時ポストしている。スタッフが実際にStarfieldをプレイするのに使用しているPCのスペックを紹介したりもするので、来店前に一度見ておくといいかもしれない。