応援購入サイトとして知られるMakuake(マクアケ)は、これまでにないアイデアを盛り込んださまざまな製品が日々追加されています。今回は、一気に肌寒くなってきたこの時期に活躍する冬家電をチェックしたいと思います。
数秒でセッティングできるスティック型のふとん乾燥機
寒くなるこの時期、就寝前にふとんを暖めてくれることで重宝するのがふとん乾燥機です。しかし、専用のマットをふとんの中に敷いたり、伸縮式のホースを延ばしたりと、ふとん乾燥機は準備や片付けが面倒なのが欠点。意外に保管の場所を取るのもデメリットといえます。
そのような悩みを解決する画期的なふとん乾燥機として登場したのが、空気清浄機や加湿器などで知られるカドーのワンタッチふとん乾燥機「FOEHN001」。本体は細長いスティック型で、先端から温風が出る構造になっています。先端をふとんの中に差し込んで電源を入れるだけでよく、マットやホースなどは必要ありません。わずか数秒でサッとセッティングでき、片付けもラクチン。
実際に試して驚いたのが、スリムな見た目に反してパワフルな温風が出ること。独自開発のDCモーターで大風量を発生できるようにしたといい、ダブルサイズのふとんも隅々までまんべんなく暖められました。デザインも家電くささがなく、見た目と実用性を両立しているのが魅力です。
11月5日まで応援購入を実施中で、現在は一般販売予定価格(24,200円)の18%引きとなる19,844円で購入できます。「ふとん乾燥機は使うのが面倒だしダサいから…」と敬遠していた人にこそチェックしてほしいと感じます。
電力なしで回転する不思議なストーブファン
90年近くデザインが変わらない石油ストーブとして知られているのが、日本エー・アイ・シーのアラジンストーブです。石油ストーブというと実家で高齢の親が使っている…というイメージがありますが、クラシックなデザインが改めて評価され、若年層の購入が増えているそうです。
そのアラジンストーブと組み合わせて使うアクセサリーとして登場したのが「ストーブファン」。ストーブの上に載せることで前方に向けて風の流れを生み出し、ストーブの暖気を部屋全体に拡散してくれます。
このストーブファンがユニークなのが、ファンの駆動に電力を必要としないこと。ファンの内部にはペルチェ素子が挟み込まれていて、ストーブが生み出す熱により熱せられたペルチェ素子下部のベース部(スタンド)とペルチェ素子上部のファン部との温度差を利用して発電し、それを電源としてファンを回転させる仕組みになっています。
ストーブファンの金属製スタンドは大きめに作られているうえ、ストーブ上部の形状とフィットするように作られており、天井方向に逃げてしまう熱を効率よく集められるよう工夫しています。さらに、ファンの周囲は短いながら筒状になっており、遠くにまっすぐ風を送れるようになっています。
ストーブをつけてベース部が暖まってくるとファンがゆるゆると回転を始め、心地よい温風が少し離れた場所でも感じられました。ストーブファンを取り外すと暖かさがほぼ感じられなくなり、ファンの効果が体感できました。
Makuakeでの応援購入は1,700万円以上を集めてすでに終了しており、一般販売に向けて準備を進めています。一般販売の価格は9,000円の予定で、シンプルな機能の割にちょっと値は張りますが、省エネにもつながることから長い目で見ればおトクな一品となりそうです。