ファーウェイ・ジャパンは10月17日、ビジネス向けスマートウォッチの新製品「HUAWEI WATCH GT 4」を発表した。46mmケース径のモデルと、一回り小型の41mmケース径のモデルの2種類を10月24日に発売する。価格帯は32,780円~54,780円。

  • HUAWEI WATCH GT 4 46mmモデル(左)と41mmモデル(右)

WATCH GTシリーズは、ファーウェイが展開するスマートウォッチの中でもビジネス向けに分けられる製品。2021年11月にGT 3、2022年5月にGT 3 Proが発表されており、今回登場した最新モデルのWATCH GT 4は特にデザインに注力したという。

ラインナップは46mmモデル、41mmモデルの2種類で、46mmモデルは八角形のオクタゴンケースデザインが特徴。41mmは文字盤を囲むケースのベゼル幅を狭め、ジュエリーのような高級感を意識したとする。それぞれにカラーやストラップが異なる3モデルを用意し、GT 4全体では計6モデルを揃える。

46mmモデル

  • ブラック……ケース:ブラックのステンレス/ストラップ:ブラックのフルオロエラストマー(33,880円)
  • ブラウン……ケース:ステンレス/ストラップ:ブラウンレザー(36,080円)
  • グレー……ケース:ステンレス/ストラップ:ステンレス(54,780円)
  • 46mmモデルのブラック、ブラウン、グレー

41mmモデル

  • ブラック……ケース:ブラックのステンレス/ストラップ:ブラックのフルオロエラストマー(32,780円)
  • ホワイト……ケース:ゴールドのステンレス/ストラップ:ホワイトレザー(34,980円)
  • シルバー……ケース:ゴールドのステンレス/ストラップ:ステンレス(54,780円)
  • 41mmモデルのブラック、ホワイト、シルバー

46mmモデルは1.43インチ、41mmモデルは1.32インチの画面で、いずれもAMOLEDを採用(解像度はどちらも466×466ドット)。文字盤は有料・無料合わせて2万以上を揃え、常時点灯モードも用意。41mmモデルでは、消費カロリーや活動時間、歩数などの目標値に合わせて花が開いていくような文字盤も設定できる。

健康管理機能は活動量や消費カロリー測定、心拍数測定、血中酸素レベル測定、睡眠モニタリング、ストレスモニタリング、体表面温度測定などを搭載。

消費カロリー測定では新たに、摂取カロリー(スマホアプリで入力)と消費カロリーのバランスをチェックする健康管理機能を追加した。睡眠モニタリングは、同社の睡眠用アルゴリズム「TruSleep 3.0」を内蔵し、睡眠中の呼吸の乱れを検知する機能を新たに設定できるようになっている。心拍測定に使うアルゴリズムは最新の「TruSeen 5.5」で、精度の高い測定が可能とする。

このほか女性向けの生理周期管理機能も備え、睡眠時の心拍数や体温、呼吸の特徴などを指標に、生理周期と妊娠可能期間を予測する。

アクティビティ計測では100種類以上のワークアウト計測に対応。新たなアルゴリズムにより、日々の活動量が従来より正確に測定できるようになった。またUIや文字サイズを見やすく改善し、活動記録や目標の達成率、着席が続く状態での立ち上がりリマインドなど、健康を促進する通知も増えているという。リューズで画面内のアプリアイコン(Launcherグリッド)を拡大・縮小できるようにもなった。

衛星測位はデュアルバンド5衛星測位システムに対応し、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSをサポート。

バッテリー駆動時間は46mmモデルが最大14日間/ヘビーユースで8日間、41mmモデルが最大7日間/ヘビーユースで4日間。本体サイズと重さは46mmモデルが46×46×10.9mm、約48g。41mmモデルが41.3×41.3×9.8mm、約37g。