Appleは「iOS 16.7.1」と「iPadOS 16.7.1」を10月11日に提供開始。重要なセキュリティアップデートを含んでおり、対象のiPhone/iPadを使っているすべてのユーザーに推奨している。

アップデートの内容はiOS/iPadOSとも共通で、カーネルやWebRTCの脆弱性に対処するというもの。カーネルについては、ローカルの攻撃者が権限を昇格できる問題があり、iOS 16.6より前のバージョンに対して既に積極的に悪用された可能性があるという。WebRTCについては、バッファオーバーフローによって任意のコードが実行されるおそれがあるとのこと。

対象機種は、iPhone 8以降、iPad Proの全モデル、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第5世代以降)、iPad mini(第5世代以降)。