自宅にWi-Fiがある、という人は多いはず。使い放題の固定回線でインターネットに接続できるWi-Fiが自宅にあれば、"ギガ切れ"による通信制限の心配なしに安心してストリーミングサービスを楽しめるというものです。

しかし、いつの間にかWi-Fiが切断されていたとしたら...原因はWi-Fi機器の不調もあれば自宅の構造(自分の部屋がWi-Fiルーターから遠いなど)もあるため、その可能性をゼロにはできません。自宅にいたのに"ギガ"を大量に消費していたという事態を防ぐには、Wi-Fiが切断されたときの対策を講じる必要があります。

その方法のひとつが、大量のデータ通信を行う可能性があるアプリのモバイル通信を禁止しておくこと。アプリはWi-Fiが使えないときモバイル回線に切り替えますが、禁止されていれば通信を断念します。当然、データ通信を必要とする機能/サービスは使えなくなりますが、"ギガ"の消費を防げます。

ただし、この方法はアプリひとつひとつにモバイル通信の設定変更が必要となります。外出時などWi-Fiを使えない場所でアプリを利用するときには、反対にモバイル通信を許可する設定変更が必要になるため、手間がかかってしまいます。

そこで検討したいのが、「帰宅したとき自動的にモバイル通信をオフにする」設定です。位置情報を基準に帰宅したと判断されたらシステム全体のモバイル通信をオフにするよう、ショートカットアプリで「オートメーション」を作成しておくのです。

こうすれば、なんらかの原因で自宅のWi-Fiが切断されてもモバイル回線に切り替わることはなくなります。「外出したとき(自宅を離れたとき)自動的にモバイル通信をオンにする」オートメーションを用意しておけば、外出時にアプリが使えず慌てることもありません。いちど試してみては?

  • 「帰宅したとき自動的にモバイル通信をオフにする」オートメーションを作成しておけば、自宅のWi-Fiがいつの間にか切れる問題を回避できます