ガーミンは9月5日、地図機能搭載のハンディGPS「GPSMAP(ジーピーエスマップ)」シリーズ新モデルとして、「GPSMAP 67」と「GPSMAP 67i」を発表した。「GPSMAP 67」は9月14日に発売し、価格は84,800円。「GPSMAP 67i」は2023年冬の発売予定で、価格は99,800円。

  • GPSMAP 67(左)、GPSMAP 67i(右)

GPSMAP 67シリーズは、内蔵地図で現在位置を確認でき、多彩なナビゲーション機能を備えたハンディGPS。グローブを着けていても操作しやすいボタン操作を採用する。

新たにGNSSマルチバンド(2周波数対応)となり、位置測位の精度が向上。標準搭載のABCセンサー(3軸コンパス、気圧高度計)と組み合わせ、3次元における精度の高い位置情報を提供する。

地図情報は「日本詳細地形図2500/25000」を内蔵。新機能として高解像度の衛星画像が閲覧できるようになり、目的エリアの詳細を把握しやすくなった。世界11大陸の地図を無料でダウンロードできるTopoActiveマップ機能も新搭載する。

バッテリーも強化され、通常(GPS)モードで約180時間、エクスペディションモードで約840時間のロングバッテリーを実現した。背面には新たにLEDフラッシュライトを装備し、サブライトやSOSライトとして利用できる。

  • (左から)ABCセンサー、衛星画像、トリップコンピューター、双方向メッセージ通信(67iのみ)、インタラクティブなSOSアラート(67iのみ)

ナビゲーションは約250のルート登録機能、地点間のオートルート機能、軌跡ログ機能などを用意。同じルートでスタート地点に戻れるようにナビゲートする「トラックバック機能」も備える。

GPSMAP 67iでは衛星通信を介した双方向メッセージ通信と、緊急時のSOS要請機能を搭載する。本体はいずれもIPX7に準拠し、画面は半透過型カラーTFTで解像度は240×400ドット。内蔵メモリは16GB。本体サイズは16.3×6.2×3.5cm、重さは約230g。