マウスコンピューターのダイレクトショップで新たな期間限定セールが8月25日からスタートした。ところで、「ARMORED CORE VI」はもうプレイ中だろうか? このタイミングでマウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップに様子を見に行ったのだが、今回のセールはゲーミングPCの特価品が豊富で、スペック的にもちょうど闘争を求めやすいモデルの特価品が目立っていた。

  • 今回お話を伺ったのは、マウスコンピューター 秋葉原ダイレクトショップ、スタッフの遠藤さん。元家電量販店スタッフということで、パソコンのみならず、家電やカメラ、スマホ、ネット回線など専門が幅広い。それらとパソコンを連携して活用する術にも長けていて、「わからないことや知りたいこと、何でもお気軽にお声がけください」だそう。なお同店では接客予約のお願いも可能。「こんな用途に詳しいスタッフいます?」とか、「じっくり選びたいので付き添ってもらえない?」など、事前にお店に連絡すれば対応してもらえる

期間限定セールは「ゲーミングPC祭」と銘打って本日8月25日からスタートし、9月21日まで開催。店頭ではチラシを配布中で、同様のWeb版チラシはこちらのリンク先からも閲覧可能だ。なお今回は秋葉原店スタッフの遠藤さんにお話を伺った。元家電量販店スタッフという経歴を持ち、予算を意識したコスパPCの提案も得意。「ムダに幅広い知識があって(笑)、家電製品とパソコンとの連携の視点からもご案内できるので、お気軽にお声がけください」とのこと。

  • 8月25日~9月21日まで開催の「ゲーミングPC祭」セール。Web版チラシはこちらのリンク先からも閲覧可能

ゲーミングPC祭で真っ先に目が行くのが、デスクトップ型の「G-Tune DG-i7」シリーズの特価品。Core i7-13700F+水冷クーラー、32GB DDR5メモリ、1TB Gen4 SSDといったスペックは共通で、GPU別にGeForce RTX 4060、GeForce RTX 4060 Ti、GeForce RTX 4070の3モデルの特価品を、まるで松・竹・梅のように揃えて、セール価格は216,800円~256,800円。ARMORED CORE VIの要求スペックに照らすと、3モデルとも十分な性能と言える。

  • 「G-Tune DG-i7」シリーズ

  • セール品はGPU別で、松・竹・梅な感じになっている

どれもスペックOKとなると、これはこれで悩むところでだが、遠藤さん曰く、「アーマードコア6で遊ぶなら、オススメしたいのはGeForce RTX 4070」なのだとか。というのも、「要求スペックを満たせばいい、何より予算が優先という場合もあるので、一律でご案内するわけではないですが、このクラスのゲームだと、将来のアップデートを見込んだスペックのPCを選んだ方が、結果として長く使え、お得になることが多い」からだそう。「僕も、今はよく原神をプレイしているのですが、最新アップデートでキャラ描画など凄く良くなる分、要求スペックも上がって、マシンパワーの大切さを実感しています(笑)。 FF14も次回はかなり要求スペックが上がりそうですし」(遠藤さん)。予算との兼ね合いにはなるが、先を見据えるなら、推奨スペックの+1段~2段くらい上位のモデルを選ぶのがポイントなのだとか。

  • 将来のアップデートまで見据えるなら、今だと「GeForce RTX 4070」搭載機あたりがオススメとなる。長く使える分、結果として安くつくことが多い

  • また、特にゲーミングPCだとスペックにシビアだったりするので、メモリやSSDの容量だけでない性能にも注意を払いたい。「例えばパッと見で他社PCと同じでも、実際使ってみて違いが出やすい部分です。G-TuneならSSDはGen4、メモリもDDR5なので速い。(元家電量販店勤務で)他店対抗は得意なので、こういった細かな違いもわかりやすくお伝えしますよ」(遠藤さん)

また「G-Tune DG-i7」シリーズでは、ブラックだけでなく、ホワイトのきょう体カラーを選ぶこともできる。G-TuneデスクトップPCのBTOでは、キーボードとマウスは標準装備ではなくオプション扱いなので、白いキーボードとマウスを選んで統一するのがいいだろう。「お客様から、ぜんぶホワイトで統一してという要望は多いです」(遠藤さん)という。ちなみに、高速仕様のゲーミング液晶「G-MASTER」でも近日中にホワイト版の販売を開始する予定とのこと。

  • 白いボディの「G-Tune DG-i7」。こうなると周辺機器も白で揃えたいところ

  • G-TuneではBTOでキーボードやマウス、ヘッドセットを選ぶようになっている

  • ところで、ブラック版には周辺機器セットモデルがあるんですが、ホワイト版でもやってくれませんかね? マウスさん是非前向きにお願いします

  • 今時のゲーミング液晶を選ぶ際、最初に注目しておくといいのは「リフレッシュレート」の項目だそうだ。写真のG-MASTERは「165Hz」。144Hz以上は欲しいところ

  • お店のゲーミング液晶では、訳ありアウトレットで激安品も発見。24.5型フルHDの144Hz液晶が、なんと8,000円。箱破れや、展示品あがりだったりの在庫あるだけ販売だ

ゲーミングPCではAMD Ryzenベースで新しく登場していた「NEXTGEAR」も相変わらずオススメ。「ストリートファイター6やApex Legends、VALORANTと人気どころで遊べないゲームはなく、コスト重視ならコレです」(遠藤さん)。ラインナップは99,800円から159,800万円まで価格の幅があるが、129,800円のGeForce RTX 4060モデルは狙い目だろう。オンライン専売だが、実店舗で注文すると有償の短納期オプションが無償化するという特典がある。

  • 新「NEXTGEAR」。短納期化するし、迷ったらダイレクトショップ店頭で相談するのがいいだろう

ついでに今回のセール、ゲーミングPC祭をうたってはいるが、DAIVやmouseブランドのモデルにも特価品は用意している。DAIVのクリエイター向けノートPC「DAIV S4」は、GeForce RTX 4060 Laptop搭載で219,800円。ほか定番の15.6型ノートPC「mouse K5」もGPU入りで129,800円だ。特にDAIV S4は売れ筋の高性能コンパクトPCなので、狙っていた人はこの機会にチェックしておきたい。

  • 人気の「DAIV S4」もセール対象。Core i7-13700HとGeForce RTX 4060搭載なのだが、大型の冷却システムを採用したことで「熱くなり難い」のも特徴だったりする。「作業しているとキーボードまで熱くなってストレスになるPCもありますが、例えゲーム用ベンチマークを動かし続けても大丈夫な廃熱設計になっています」(遠藤さん)

  • 定番の「mouse K5」は129,800円。実はメモリも32GBと大容量。「スタンダードクラスのPCでも、32GBあれば安心です。用途的に、このK5程のメモリは不要で、コスト重視というお客様の場合は、10万円前後でメモリ容量(16GB)以外は似たような使い勝手の『mouse B5』もご用意しています」(遠藤さん)

  • mouse K5やB5は少し大きい、モバイルしたい、…という場合は14型の「mouse F4」もセール価格だ。本体カラーも2色から好きなほうを選べる

最後におまけで、店頭で見かけたアウトレット品など特別な特価品もまとめておこう。在庫限りの1点モノなども多いので、お店に足を運んだ時に売り切れていたらごめんなさい。

  • DAIVの14型ノートPCなのだが、20万円を切る価格でなんとメモリ「64GB」というアウトレット品。「尖ったスペックなので、動画編集メインとかだと正直オススメしませんが、写真編集用なら文句なしにお得です」(遠藤さん)

  • DAIV ZのWindows 10モデル! 恐らく本当に最後の出モノっぽい。無線LANと光学ドライブ非搭載。どこから出てきたんでしょうか?

031032 ゲーミングデスクトップPCのフラグシップ、「G-Tune FZ」の店舗限定モデル。無線LAN非搭載だが、このクラスならまぁ有線LANを使うだろうから問題ないだろう

  • スターター向けのゲーミングデバイスセットなんかも用意があるので、これから環境をつくるならチェックしておこう

  • 長く使える高性能PCを選ぶなら、保証も長いに越したことはない。ダイレクトショップでは3年保証は標準添付。有償保証をつけるとしたら、「PCの買い替えサイクルに合うよう、5年保証つける方が多いです」とのこと