神奈川県川崎市の老舗和菓子店・末広庵の公式Twitterが、「光を通さない羊羹を作りたい」という依頼で誕生したという羊羹を公開し、ネット上で「技術の無駄遣い」「無限の可能性が見える」などと話題となっている。羊羹を割った断面は、まるで黒曜石のようだ。
「光を通さない羊羹を作りたい」という意味不明な指示を開発担当者にしたところ、コラ画像みたいなブラックホールみたいな菓子ができました。
— 末広庵「川崎を、お菓子のまちに」 (@SuehiroanOkashi) July 23, 2023
光を通さない羊羹に意味があるかは謎。自分で開発依頼しておいて意味わかんねぇなとは思っています。
そして、よく見ると黒曜石みたい。#マイクラ末広庵 pic.twitter.com/tD14OaYZJQ
話題となっているのは、7月23日に投稿された末広庵の公式Twitterのツイート。「『光を通さない羊羹を作りたい』という意味不明な指示を開発担当者にしたところ、コラ画像みたいなブラックホールみたいな菓子ができました」というコメントとともに、真っ黒な羊羹の画像を公開した。
続けて「光を通さない羊羹に意味があるかは謎。自分で開発依頼しておいて意味わかんねぇなとは思っています。そして、よく見ると黒曜石みたい」とコメントしている。
味は「アイリッシュコーヒー」で、「食べたら普通に美味しかった」とのこと。また、「透明スイーツの流行へのアンチテーゼ、ダークマター菓子である!」と締めくくった。当該ツイートは話題を呼び、すでにいいね数は1.8万件、リツイート数9,800件を超えている。
ネット上では「また技術の無駄遣いを・・・vv」「石かと思たww」「光を通さない羊羮を作りたいと思う人生にたどり着くまでにいったい何があったのか……」「最も黒い食品枠は狙えますねw」「割った方の見た目黒曜石w」「中に具を仕込んでも決して見えないだろう。無限の可能性が見える菓子。和菓子界恐るべし」「食べたいです!!光を通さないなら内部に極彩色のマーブルみたいな層があっても外からは見えないとか」などの声が寄せられた。