7月の第4日曜日は「親子の日」(2023年は7月23日)です。アメリカの写真家、ブルース・オズボーン氏が提唱し、同氏を代表とする「親子の日」普及推進委員会によって定められました。日本では、一般社団法人日本記念日協会が認定しています。

多彩な写真を手がけるオズボーン氏、「親子」はライフワークのひとつ。親子の日普及推進委員会のWebサイトから引用すると、オズボーン氏は「今、私達に求められていること、それは親子というベーシックな関係を再確認すること。それは存在する事への自信を取り戻すことでもあり、人類として地球環境を大切にするという思いへとつながることでもあります」と述べています。この機会に、親子という関係を改めて見つめてみてはいかがでしょうか。

ここでは、親子で楽しめる(そして子どものためにもなりそうな)デジタルグッズを集めてみました。子どもの年齢としては、5歳くらいから小学生を想定しています。親子の日でなくても、日々の触れ合いにも役立つでしょう。

■ タッチで聞こう! えいごかるた

学習塾を運営するKUMON(公文教育研究会)のグループ会社、くもん出版が販売する英語グッズ。音声ユニットにカードをタッチすると、英語の歌や単語の音声が流れます。コンテンツは、300枚の単語カード、5枚のうたカードが付属。動作モードは3つあり、(1)カードを音声ユニットにタッチして英語を聞く「おしゃべりモード」、(2)音声ユニットが読み上げたカードを取る「かるたモード」、(3)音声ユニットが日本語でクイズを出し、答えと思うカードを取る「クイズモード」です。

■ しゃべる国旗付地球儀 トイ

レイメイ藤井の「しゃべる国旗付地球儀 トイ」は、専用タッチペンが付属する地球儀。地球儀上の国名は日本語と英語の表記で、漢字には読み仮名が付いています。国旗も描かれており、付属のタッチペンで国や国旗をタッチすると、タッチペンからの音声でその国のさまざまな情報を聞かせてくれます(国名と首都、人口、面積など)。国を探すクイズモードもあります。「飛行機はなるべく最短距離になるように飛ぶんだよ」なんて会話にもなりますね。

■ e-Craft embot(エムボット)スターターキット

タカラトミーの「embot(エムボット)」シリーズは、ダンボールを使うプログラミング教育ロボット。付属のダンボールで工作しながら、専用アプリでプログラムを作って、ダンボールを動かします。身近な素材(紙コップや牛乳パックなど)と組み合わせて、オリジナルのロボットを作ってもOK。ここで紹介したスターターキットは、ダンボール、embotコア(プログラムを動かす中心パーツ)、ブザー、LEDライト、サーボモーター、モーター用パーツ、説明書で構成されています。専用アプリの対応環境は、Android 8.0以上、iOS 13以上、Windows 10、Google Chrome OS 87以上です。プログラミング画面には、ブロック式とフローチャート式が用意されています。

■ 学びの最強王になれ! 最強王図鑑パソコン

バンダイ トイディビジョンの「学びの最強王になれ! 最強王図鑑パソコン」は、人気の児童書「最強王図鑑」(発行:Gakken)をキッズパソコン化したもの。親子の日は過ぎてしまいますが、2023年7月29日の発売予定です。ティラノサウルス、ヘラクレスオオカブト、ドラゴンといった最強王図鑑の人気キャラを戦わせるバトルゲームのほか、内蔵の学習アプリも充実。表計算やグラフのアプリ、文章作成アプリ、プレゼンテーションアプリ、プログラミング学習、フォニックス対応の英語アプリなどを搭載しています。本体のキーボードはQWERTY配列(カナ・ローマ字)、光学式マウスが付属します。電源が単3形乾電池×4本というのもうれしいところ。

■ 光ナビゲーションキーボード(LK-325)

カシオ計算機の「光ナビゲーションキーボード(LK-325)」は、鍵盤が光って次に弾く場所を教えてくれる電子キーボード。3つのステップで無理なく上達できる「ステップアップレッスン機能」や、どの鍵盤を押しても演奏を楽しめる「らくらくモード」が特徴的。アニメの人気曲など子どもに人気の120曲を収録し、曲を流しながら付属のマイクで歌うことも。保護者が左手、子どもが右手(旋律)を別々に練習して一緒に連弾したり、同じ曲を保護者と子どもが練習して点数を競ったりと、家族で一緒に楽しめます。

■(番外編)ボードゲーム「キャッシュフロー(日本語版)」

マイクロマガジン社から販売されている「キャッシュフロー(日本語版)」は、金融・財務・投資を楽しく学ぶファイナンシャル教育ボードゲーム。1996年にアメリカで生まれたこのゲーム、遊ぶうちに知識が身につくとして多くの人に親しまれています。不動産投資や株取引、資産と負債の関係、金融に関する悪徳な要素や怪しさも盛り込まれ、のめり込んでしまうかもしれません。対象年齢は14歳以上と高めです。