SKTは7月3日、電子ペーパーを搭載したAndroid 11搭載タブレット(ONYX Internatinal製)として、7.8インチカラーモデル「BOOX Tab Mini C」と、7インチモデル「BOOX Page」を発表した。ともに7月3日より、SKTNETSHOP、Amazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピングで販売を開始している。価格はいずれもオープン。
BOOX Tab Mini C
BOOX Tab Mini Cは、カラー電子ペーパーを搭載した7.8インチサイズのAndroidタブレット。店頭予想価格は69,800円前後。
電子ペーパーディスプレイ「Eink Kaleido3」を搭載し、GPUにはこれまで大型機種のみで使われていた「BSR(BOOX Super Refresh)」を搭載。タッチ操作やスタイラス操作のレスポンスが高速化している。
画質面では、前機種「Nova Air C」から彩度とカラー解像度が向上。白黒モードで16階調のグレー、カラーモードで4,096色のカラー表現が可能で、解像度はカラーが702×936ピクセル(150dpi)、白黒が1,404×1,872ピクセル(300dpi)になった。フロントライトは、ディスプレイの表面から反射されるブルーライトを減らすように設計した「E Ink CmfortGaze」を採用。電子書籍がより読みやすくなっている。
メモリはLPDDR4X 4GB、ストレージは64GBで、大量のデータを本体に保存可能。ONYXクラウドに登録すれば、10GBのクラウドストレージも無料で使用できる。OSはAndroid 11で、Google Playにも対応するので各種アプリのインストールも可能だ。
バッテリー容量は5,000mAh。無線機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5に対応。本体サイズはW194×D136.5×H8.3mm、重さは264g。スタイラス「「BOOX Pen Plus」が付属する。
BOOX Page
BOOX Pageは、画面サイズが7インチのモノクロモデル。店頭予想価格は39,800円前後。前機種「BOOX Leaf2」から基本性能が大幅に向上しており、CPUが4コアから8コアに、メモリが3GBに増加。バッテリー容量も2,000mAhから2,300mAhに増量されている。ストレージは32GBだ。
ディスプレイは、解像度1,680×1,264ピクセル(300dpi)の「Eink Carta1200」タッチスクリーンで、紙の読書をしているかのような感覚で操作可能。鮮明なコントラストで文字を表示することで目の負担を軽減し、長時間読書をしても目が疲れにくい。カスタマイズ可能な物理ボタンと画面の自動回転機能により、持ち方の自由度も高い。
無線機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5に対応。容量増設用にmicroSDメモリーカードスロットを備える。本体サイズはW156×D137×H6mm、重さは195g。