2022年度に最も活躍したキャラクターやライセンスブランドを讃える「日本キャラクター大賞2023」が、6月28日に発表された。グランプリに輝いたのは、人気作品「ONE PIECE」だった。ほか「SPY×FAMILY」や、「パウ・パトロール」などが受賞している。ネットでは「おめでとう!」「これを超えるキャラがこれから現れるか?」などと話題となっている。

  • 「日本キャラクター大賞2023」発表、グランプリは「ONE PIECE」 - ネット「おめでとう!」「さす尾田」

    「日本キャラクター大賞2023」発表、グランプリを受賞したのは「ONE PIECE」

「日本キャラクター大賞」は、日本における最高のライセンスブランドとキャラクターを記念するために、2009年に設立した賞。キャラクターやブランドを使った商品展開や広告キャンペーンなど、ライセンスビジネス産業の発展と認知拡大を目指している。主催は一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会。これまで「ポケットモンスター」や「おそ松さん」、「ちいかわ」「TVアニメ『鬼滅の刃』」などがグランプリに輝いている。

今回のグランプリを受賞したのは「ONE PIECE」だった。「ONE PIECE」は、尾田栄一郎さんによる日本を代表する人気漫画。海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡り、多くの海賊が現れる時代を舞台に、海賊王を夢見る主人公モンキー・D・ルフィ率いる海賊「麦わらの一味」の壮大な冒険を描いた物語だ。本作のグランプリ受賞は今回が初ではなく、2010年、2012年に続く3度目となる。

「圧倒的なパワーを持つ原作を軸に、しっかりと連携した映画やプロモーション展開など、ファンを飽きさせない展開は秀逸。2022年の勢いは四半世紀続く作品とは思えないほどで、映画の大ヒットだけでなく、商品も爆発的な人気となった」と評されていた。

各賞の受賞結果は以下の通りだ。

  • グランプリ:「ONE PIECE」(東映アニメーション株式会社)
  • キャラクター・ライセンス賞:「TVアニメ『SPY×FAMILY』」(SPY×FAMILY 製作委員会)
  • キャラクター・ライセンス賞:「パウ・パトロール」(パウ・パトロール製作委員会)
  • ニューフェイス賞:「ブルーロック」(株式会社講談社)
  • プロダクト・ライセンシー賞:「ちいかわシリーズ」(丸美屋食品工業株式会社)
  • プロモーション・ライセンシー賞:「シャア専用マクドナルドへ、ようこそ。」(日本マクドナルド株式会社)
  • リテイル賞:「ちいかわらんど」(株式会社キデイランド)
  • 選定委員特別賞:「おぱんちゅうさぎ」(株式会社チョコレイト)

ネット上では「さすが尾田くん」「ワンピは後何年入りますか?」「日本で彼を超えるキャラがこれから現れるかなぁ🤔」「おめでとう‼ワンピースファンとして誇りに思う‼」などの声が寄せられた。