iOS 16では、ロック画面とホーム画面のカスタマイズ機能が一気に充実。ウィジェットの追加や時計のフォントを変更できるようになったほか、ロック画面の状態から壁紙の変更が可能になるなど、できることがかなり増えました。以前に比べロック画面/ホーム画面をイジるようになった、というiPhoneユーザも多いのではないでしょうか。
一方、カスタマイズする機会が増えると、ある違和感に気付くはず。アプリやフォルダの下にある文字の色が、変更前は白だったのにいつの間にか黒に変わっていた、という現象です。アプリ名/フォルダ名が白と黒では大違い、ホーム画面の雰囲気も変わりますから、気にし始めると気になりますよね。
この現象は、ホーム画面の壁紙に使用した色/写真に起因しています。基本ルールは「背景色が白のとき文字色は黒、背景色が黒のとき文字色は白」というもので、ほかの画像/写真もそのルールに準じます。壁紙を濃い色にしたとき文字色は白、薄い色にしたとき文字色は白、と言い換えてもいいでしょう。
ところで、ホーム画面のカスタマイズ機能には、文字色に関する項目がありません。文字色は壁紙の色に依存するため、白になるか黒になるかは壁紙の色次第、どの色や写真を選ぶかによって決まるのです。
だからホーム画面の文字色を黒から白、白から黒に変えたい場合は、ホーム画面をカスタマイズする画面から壁紙を変更します。この薄さなのに文字色が白? この濃さなのに黒? ということもあるので、満足いくまでいろいろ試してみては?