ティソは6月15日に、1970年代のアイコンウォッチである「シデラル S」をリバイバルした、「Tissot Sideral(ティソ シデラル)」を発表した。発売日は7月21日。ブルー、レッド、イエローの3色を用意し、価格はそれぞれ144,100円。

  • 左から、「ティソ シデラル ブルー」(T145_407_97_057_01)、「ティソ シデラル イエロー」(T145_407_97_057_00)、「ティソ シデラル レッド」(T145_407_97_057_02)

1969年に登場したティソ シデラルのオリジナルモデルは、軽量でありながら頑丈なデザインを特徴とする世界初のグラスファイバー製時計。その後、1971年に発売された「シデラル S」は、イエローラバーストラップとクリップシステムを採用したブレスレットが人気を博した。今回の新作は、このシデラル Sを再解釈したモデルだ。

  • 1971年発売のシデラル S(左)、2023年発売の「ティソ シデラル」

新作のティソ シデラルは、フォージドカーボンケースとブラックPVD(physical vapor deposition)の逆回転防止ベゼルを組み合わせた、目を引くデザインとなっている。ダイヤルには、マルチカラーの蓄光塗料と、グリーン・レッドのレガッタカウントダウンゲージを施し、70年代のレトロな雰囲気を演出した。

ケース素材はステンレススチールとフォージドカーボン、ケースサイズは41×46.5mm、風防はサファイアクリスタル、裏ぶたはシースルーバック、防水性能は30気圧。自動巻き機械式ムーブメント「パワーマティック 80」は、80時間という長いパワーリザーブを誇る。

  • パンチング加工を施したクリップ式のラバーストラップを採用。替えバンドもラインナップする(別売)

  • 裏ぶたのシースルーバックからはパワーマティック 80の動きを確認できる