関東甲信地方が梅雨入りし、全国的にもじめじめした天気が続いています。湿気が多いと汗もべたつき、髪もうねりにうねる日々。そんな毎日のなかでリフレッシュする方法の一つとして、お風呂に浸かりながらアニメを見ることが個人的なリラックスタイムとなっています。

観賞用デバイスとして、普段はiPad mini(第6世代)をタオルに包んでお風呂場に持ち込んでいますが、水に対してあまりにも防御力が低いことが悩みのタネ。今回、ダイソーでiPad用の防水ソフトケースを発見したので購入し、実際に使ってみました。

  • 商品名:簡易防水ソフトケース
  • 販売先:ダイソー
  • 価格:110円
  • 今回買った「簡易防水ソフトケース」。密閉性が高まるWチャック構造が特徴です。パッケージ右上には「for iPad」の文字も

今回試したのは、ダイソーで販売している「簡易防水ソフトケース」。価格は110円で、「ケース」というより、「チャック付き保存袋」といった形状です。本体のサイズは300mm×236mmで、「for iPad」の名の通り、10.9インチiPad(248.6×179.5mm)が収まるほか、257mm×202mm以下のタブレットであれば入れられるそう。今回はiPad mini(195.4×134.8mm)だったため、本体を横にしても問題なく入りました。

なおパッケージにも書かれていますが、この「簡易防水ソフトケース」、完全防水ではないため、水や海水などに沈めることは厳禁です。防水等級の指標になるIP規格の記載もないため(注意書きには「日常生活防水」とあります)、内部への浸水には十分注意したいところです。

  • パッケージ裏面には注意書き。タブレットなど、入れたいデバイスにカバーを装着している場合は収納できないことがある、とのこと

  • 本体をパッケージから出してみました。一見普通のチャック付き保存袋です

  • 閉じ口のチャックが二重となっている点に注目

  • 実際にiPad miniを入れてみます。縦にして入れると横幅が余り過ぎたので、横にして封入

  • Wチャックを閉じていきます。それなりに力を込めて、しっかり閉じる必要があります

  • 無事に封入。ちょうど半分ほど余ったので、後ろへ折りたたんでいます

  • 裏側の様子。さっそくお風呂場に持ち込んでみます

実際に浴槽のフチにセットし、湯船に浸かりながらアニメ鑑賞してみたところ、 ある程度(自宅環境では40%ほど)輝度を上げれば、ビニールの反射も気にならず楽しめました。また、ビニール越しでもタッチ操作はスムーズです。

1つ気になったのがサウンドで、仕方のないところではありますが、若干くぐもった音になります。本体の音量を上げることでも多少改善されますが、クリアな音を楽しみたい方は、別途Bluetoothスピーカーを用意したほうがよいでしょう。

久しぶりにゆっくり湯船に浸かってリフレッシュでき、(タオルに包んでいる普段と比べ)シャワーの水がiPad miniにかかっても安心感がありました。ただ浴槽内に落としてしまうかも……という不安は残ったので、より安定して設置するため、滑り止めが付いた細身のタブレットスタンドも探してみたいところです。

  • 浴槽のフチにiPad miniを立てかけました。普段はタオルを敷いた上に、透明ケースを装着したiPad miniをそのまま直置きしているので、ビニールに包まれているだけで安心感があります

  • 浴槽の全体像。壁掛けなど置き場所に工夫の余地はありそうです

  • ビニール越しでもタッチ操作はスムーズ。全く問題ありませんでした

  • 長湯をすると湯船やシャワーのお湯がかかりますが、果たしてiPad miniは大丈夫でしょうか

  • お風呂後にチャックを開けてみました。封入口付近の浸水はナシ

  • iPad miniも濡れることなく無事でした。次は滑り止め付きのスタンドを探したいところです