ソフトバンクは6月9日、VPNサービスを利用して通信を行う場合に生じる問題について注意喚起を行った。VPNサービスを利用して通信を行う場合、動画SNS放題の対象となる通信やソフトウェア更新時の通信でデータ量が消費されるなどの問題が生じる可能性があるという。

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注意喚起の1点目は、「ウルトラギガモンスター+」「メリハリプラン」の両プランにおいて提供している「動画SNS放題」について。「動画SNS放題」は、YouTube/Amazon Prime Video/Hulu/TVerなどの配信サービスやLINE/Twitter/Instagram/TikTokなどのSNSでの動画視聴がデータ通信量カウントの対象外となるというものだが、VPNを利用して通信を行った場合、本来であればデータ量カウントの対象外となるはずの通信でデータ量を消費してしまうことがあるという。

2点目は、VPNを有効にして通信を行った場合、ウェブ安心サービスによるフィルタリングや、「My SoftBank」などの各種サービスにおける「Wi-FiをOFFして自動ログイン」が利用できなくなるという点。

さらにもうひとつ、ソフトバンクではソフトウェア更新のダウンロード時の通信量は無料となっているが、VPNを利用している場合はソフトウェア更新の通信も有料分としてカウントされてしまうことがあるという。

これらはいずれも以前からの動作であるが、このたびあらためて注意喚起を行ったもの。いずれのケースも、VPNをオフにすることで問題なく動作するという。