コストパフォーマンスを重視したオリジナルブランド「情熱価格」などを展開するドン・キホーテが、6月5日に新製品展示会を都内で開催しました。

発売予定&発売済みの人気商品が並ぶ中、見た目のカッコよさでひときわ存在感を放っていたのがファットバイクタイプの電動アシスト自転車。オリジナル商品として、2023年8月~9月頃の発売を予定しています。

  • ファットバイクタイプの折りたたみ電動アシスト自転車「FatBike」。名称はまだ仮のもの

    ファットバイクタイプの電動アシスト自転車「FatBike」。名称はまだ仮のもの。折りたたみにも対応します

ドン・キホーテの電動アシスト自転車は、現在「EVA PLUS2」「EVA PLUS mini2」の2つが販売されています。この2つは前かご付きのシティサイクルですが、今回お披露目された「FatBike」(仮称)は、太いファットタイヤを採用した折りたたみ式電動アシスト自転車です。

  • タイヤサイズは前後とも20×4インチ。基本は街乗り用途を想定

サスペンション(前輪のみ)や泥よけも備え、オフロードも対応しますが、基本は都心部での街乗り用途を想定。タイヤサイズは前後とも20×4インチで、7段変速ギアも搭載します。

ハンドルの中央には、走行距離やアシストレベル、速度、バッテリー残量などがわかる小型モニターがあり、ハンドル左部にアシストレベル変更スイッチ、ハンドル右部に変速機を装備。アシストレベルはゼロ(アシスト無し)から5までの5段階で、フル充電時で約50km走行できます(アシストあり時の平均値)。なお、アシスト力は道路交通法の基準に適合しており、型式認定も取得しているとのこと。

  • ハンドル中央~右側。走行スピードやバッテリー残量などがわかる小型モニターや、ハンドルを握ったまま操作できる7段変速機などを搭載

  • ハンドル左側。電動アシストレベルを調整できるスイッチがあります

  • 前輪には、衝撃を吸収するサスペンションを装備

  • 後輪側。荷物が置ける荷台もあります

バッテリーはフレームに内蔵され、取り外し可能。バッテリーのみ家で充電し、自転車を使う際にセットする形です。充電は専用の充電器で行い、バッテリーの下部には鍵タイプの電源オンオフスイッチを搭載。鍵を掛け、バッテリーをロックするのに合わせて電源が入るようになっています。

発売予定は2023年8月から9月頃で、想定価格は164,780円。自転車を取り扱っている一部店舗で取り扱う予定です。

  • バッテリー部。専用の充電器で充電します。本体に取り付けたままでも充電できますが、駐輪場で電源が取れることはあまりないので、基本はバッテリーを取り外し、家でバッテリーのみ充電する形となります

  • バッテリー下部には鍵タイプの電源スイッチを搭載。鍵をひねると電源が入ります

  • 本体前面