LINEグループを削除する機能はない
不要になったLINEグループを削除したいと思っても、実はLINEグループを削除する機能はありません。LINEグループを誰も閲覧できない状態、つまり実質的な削除状態にするには、すべてのメンバーが退会する必要があります。もし完全に削除したいなら、すべてのメンバーに退会を促し、自分が最後に退会すると、誰もグループを参照できない状態になります。
トークルームを削除しても、自分だけが退会してもグループは残る
グループのトークルームを削除すると、自分のLINEではグループが消えたように見えますが、グループは存続しています。グループはその後も残されたメンバーで利用できます。グループから自分だけが退会した場合も同様です。
LINEグループを削除(解散)する方法
LINEグループを削除(解散)するには、メンバー全員が退会した後、自分が退会します。もしメンバーが自主的に退会してくれない場合は、こちらからメンバーを削除する(強制退会させる)こともできます。すべてのメンバーが退会したことを確認してから、自分も退会しましょう。
ちなみに、LINEグループには「管理者」や「ホスト」などの役割はなく、メンバー全員が平等に権利を持っています。グループの作成者だけが管理人としてグループを削除する権限を持っているわけではありません。誰でもメンバー全員を削除して、LINEグループを実質的な解散状態にできます。
注意したいのは、削除(強制退会)されたメンバーのLINEにグループのトーク履歴が残る点です。グループをすっきりと消すためには、自主的な退会をお願いしましょう。
(任意で)LINEグループに解散を告知する
LINEグループには管理人がいないため、誰でも解散状態にできます。しかし、メンバーを強制退会させると心にしこりを残すかもしれません。グループを作成した人やグループ内でリーダー的役割を果たした人が解散を告知すると、グループをスムーズに終了しやすいのでおすすめです。
手順1:LINEグループからメンバー全員を退会させる
LINEグループから自主的に退会しなかったメンバーを強制退会させるには、メンバーの「削除」を行います。メンバーの削除は誰でもできます。
手順2:グループに招待中のアカウントも削除する
そのグループがメンバーを自動で追加しないように設定されている場合、招待中のアカウントがあるかもしれません。その場合は、招待中のアカウントも削除しておきます。
手順3:最後に残った自分がグループから退会する
メンバーをすべて削除して自分だけになったら、最後に自分もグループから退会します。これで誰もグループを利用できない状態になります。
グループから退会する方法は、上記の手順以外にもあります。
- LINEの「ホーム」タブ→「友だちリスト」→「グループ」→グループ名を長押しして「退会」をタップ
- LINEグループのプロフィール画面→「設定」ボタン→画面最下部の「グループを退会」をタップ
LINEグループを削除(解散)するとどうなる?
LINEグループが削除された状態になったら、グループはどうなるのでしょうか。自分から退会したメンバーの場合、強制退会させられたメンバーの場合、それぞれについて説明します。
自分から退会したメンバーの場合
自分からLINEグループを退会した場合、以下の状態になります。
- 友だちリストにグループが表示されない
- トークリストにグループが表示されない
- グループのトーク履歴、ノート、アルバムが参照できない
強制退会させられたメンバーの場合
LINEグループから削除(強制退会)されたメンバーの場合、以下の状態になります。
- 友だちリストにグループが表示されない
- トークリストにグループが「メンバーなし」、もしくは「メンバーがいません」と表示される
- トークルームのメッセージ欄に「トーク相手がいません」と表示される
- グループのトーク履歴は残っていて閲覧できる
- グループのノート、アルバムが参照できない
全員退出(解散)したLINEグループは復活できる?
全員退出したLINEグループは復活できません。ただし、同じメンバーでもう一度グループを作ることはできます。もし、メンバーそれぞれがトーク履歴やアルバム、ノートのデータを保存しているなら、それらを再度投稿することで、似たようなグループを作り直すことは可能です。