ふと気がついたらiPhoneが操作不能に。画面をタップしても反応はなく、ボタンを押しても状況は変わらず...再起動しようにも手順がわからない、という場合は困ってしまいますよね。

iPhoneが操作不能の状態、いわゆる「フリーズ」に陥った場合、再起動を試しダメなら強制終了、という二段構えで臨みましょう。iPhoneがフリーズしてしまうとネット検索できなくなるため、手順は覚えておくしかありませんが、意外にシンプルです。ここでは、iPhone 8以降(iPhone 8/X/11/12/13/14シリーズおよびSE 第2/3世代)を対象に説明してみましょう。

まず、再起動を試しましょう。強制終了ではなく再起動を最初に試す理由は、iOSの正しい終了手続きを経て起動手続きが始まるため、ハードウェアへの負担がかからないためです。再起動は、本体右側面のボタン(サイドボタン)と音量ボタン(上下どちらでも可)の2つを長押しし、画面に現れた「スライドで電源オフ」ボタンを右方向へスライドさせればOKです。

しかし、「フリーズ」はタッチパネルが操作不能な状態に陥っていることがあるため、「スライドで電源オフ」ボタンが反応しないかもしれません。その場合には再起動は諦め、次善策の強制終了に切り替えましょう。

iPhoneの強制終了は、USBケーブルでパソコンと接続されていないことを確認したあと、左側面にある2つの音量ボタンを上→下の順に押し、サイドボタンを長押しします。画面に「スライドで電源オフ」というスイッチが表示されても無視し、約10秒後画面にリンゴマークが現れたてから長押ししている指を離せばOKです。

  • iPhoneがフリーズして操作不能になったときには