スポーツ自転車販売店「ワイズロード」を展開するワイ・インターナショナルは、電動アシスト自転車「RAIL ACTIVE-e」の展示・試乗体験を一部店舗で開始した。

RAIL ACTIVE-eは、本田技研工業(ホンダ)が3月に発表した自転車電動化ソリューション「SmaChari」を利用する最初の市販製品。受注開始は7月、発売は9月を予定する。価格は22万円。

  • RAIL ACTIVE-e

    RAIL ACTIVE-e

SmaChariは個人向けではなく自転車販売店などを対象として提供されるBtoBサービスであり、従来の電動アシスト自転車のラインナップに縛られない商品展開を実現できること、エンドユーザーに対してはスマートフォン連携によるコネクテッド機能を付加価値として提供できることを利点とする。

今回の例でいえば、KhodaaBloom(ホダカ)のクロスバイク「RAIL ACTIVE」をワイ・インターナショナルが仕入れ、SmaChariのユニットを組み込んでRAIL ACTIVE-eという電動アシスト自転車としてワイズロード各店で販売するという流れになる。モーターの定格出力は250W、電動化後の車両重量は15.0kg。

5月16日時点ではワイズロード新橋店で展示・試乗体験を行っており、5月24日からは川崎店でも同様に行う。なお、試乗体験は屋内でローラー台を用いたものとなる。自転車に接続されたスマートフォンの画面上でアシスト出力をコントロールしながら、主に走り出しのなめらかさを体験できるという。