LGエレクトロニクス・ジャパンは、猫を飼っている20歳以上の男女9,429人を対象とした「猫アレルギーに関するアンケート」(2023年2月実施)の調査結果を発表した。
猫を飼っている人に猫アレルギーの症状の有無を尋ねると、約8人に1人(11.8%)が猫アレルギー症状を抱えながら愛猫と暮らしていることが明らかになった。
猫アレルギー症状があるにも関わらず、猫を飼うことを決めた理由を聞くと、「一度飼うと決めたら手放す選択肢はない」「アレルギーがあっても癒しを求めたい」という回答が寄せられた。
猫アレルギーの発症を抑えるために88.8%が「対策をしている」と回答。具体的には 「アレルギーの薬を飲む」が42.5%で最多、次いで「空気清浄機を使用する」が 39.8%、「こまめな換気を行う」が38.6%と、室内の空気管理を積極的に行っていることがわかった。
猫アレルギー対策の満足度の平均(10点満点)は7.0点となり、満足度が平均点以下だった人の悩みとしては、薬の飲み忘れや費用、定期的な掃除・ 換気など、一手間二手間かかることへの不満が挙がった。
空気清浄機の保有状況を尋ねると、猫アレルギーの家庭の63.1%が空気清浄機を所有していた。その反面、猫アレルギー対策として空気清浄機を使用することに対するイメージを質問すると、80.3%が「猫のいる空間すべてをカバーすることは難しい」、74.3%が「猫の細かい毛を除去することは難しい」と感じていた。