ソニーは、薄型テレビ「BRAVIA」2023年春・夏モデル 6シリーズ22機種を4月22日から順次発売する。4K有機ELの1シリーズ3機種、4K液晶の5シリーズ19機種を用意し、価格はすべてオープンプライス。最上位4K液晶「X95L」シリーズの65型は5月20日発売で、店頭予想価格は47万3,000円前後。
上位機種「BRAVIA XR」は、独自の認知特性プロセッサー「XR」によって自動で画質・音質を向上させているのが特徴で、型番の最初に「XRJ-」が付いている。最上位4K液晶「X95L」シリーズは、ミニLEDバックライト+量子ドットを搭載して画質を強化。「X90L」シリーズは直下型LEDバックライトモデルとなる。また、4K有機ELの「A80L」シリーズは、2022年発売のA80Kの基本性能を継承しつつ、画音質や使い勝手を強化したシリーズとして展開する。
2023年のBRAVIA XRは、映像と音の信号処理をつかさどる認知特性プロセッサー「XR」を進化させ、大画面で目立ちやすい放送波やネット動画などのノイズや速い動きのブレを抑制し、精細感のある映像を追求している。
新しいX95Lシリーズは、2022年発売の「X95K」シリーズと比べて画面のピーク輝度は最大30%、LEDバックライトの分割数は最大20%向上。XRプロセッサーの映像処理で暗いところと明るいところの境目をくっきりさせることで、よりコントラストの高い映像を描き出す。
音質面では、独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ プラス」を新たに採用。新開発のフレームツイーターを搭載し、テレビのフレーム自体を震わせて高音域の音を出すことで、音の広がりや声のクリアさ、定位感が向上し、さらなる音と映像の一体感を追求している。
さらに「アコースティックセンターシンク」機能も搭載しており、対象のホームシアターシステムやサウンドバーと接続して使うと、テレビのスピーカーをセンタースピーカーとして活用。「映像内の人の声が画面から聞こえてくるような視聴体験」を可能にする。対象製品はホームシアターシステム「HT-A9」と、サウンドバー「HT-A7000/A500/A3000」。
このほか、映像プロセッサーに「HDR X1」を採用した4K液晶「X85L/X80L/X75WL」シリーズも展開する。
ソニーAV機器が最大10万円キャッシュバック「THE グランドシアターキャンペーン」
ソニーは、対象のAV機器購入者に最大10万円をキャッシュバックする「ソニー THE グランドシアターキャンペーン」を開催する。予約購入を含む購入期間とエントリー(ロト抽選)は4月10日から7月31日まで。応募締切は8月31日23時59分。
上記の新製品の一部(4K液晶「X95L/X90L」、4K有機EL「A80L」)を含む、55V型以上の対象BRAVIAを期間中に購入、または既に持っていて、対象の4K BDレコーダーやサウンドバー、ホームシアターシステム、ネックスピーカーのいずれかをキャンペーン期間(予約・購入期間)中に追加購入して応募した人が対象。所定の手続きに従って、期間中に応募を完了する必要がある。
キャンペーン期間中、エントリーサイトからLINE認証とSony (Japan)の公式LINEアカウントとの友だち登録を行うことで自動で抽選を行い、キャッシュバック金額を確定。組み合わせによって最大10万円キャッシュバックする。金額は、BRAVIAや購入するサウンドバーやシアターシステムの組み合わせによって異なる。対象製品など、詳細は特設サイトを参照のこと。