GNオーディオジャパンは4月6日、マルチポイント機能やアクティブノイズキャンセリング機能などを備えた完全ワイヤレスイヤホン「Elite 4」を発表した。

同日から予約受付を開始し、4月13日に発売する。店頭予想価格は14,300円前後の見込み。カラーはダークグレー、ライトベージュ、ライラックの3色。

  • Jabra Elite 4のダークグレー

「Elite 4」は、小型軽量デザインやアクティブノイズキャンセリング、ヒアスルー機能などにより、仕事中からプライベートまで活用できる完全ワイヤレスイヤホン。2台のデバイスと同時接続できるマルチポイント機能により、例えばPCで音楽を再生している最中にスマートフォンからの着信に応答できるなど、OSを問わず2台のBluetooth機器に同時接続しておける。簡易接続機能「Google Fast Pair」(Android OS 6.0以降)や「Microsoft Swift Pair」(Windows 10以降)にも対応する。

マイクは4基を搭載し、ドライバーサイズは6mm。操作は本体をタップして行え、スマートフォンアプリ「Jabra Sound+」によるカスタマイズも可能。接続はBluetooth 5.2で、コーデックはaptX、SBCをサポートする。

ANCオン時のバッテリー駆動時間は、イヤホン単体で5.5時間、充電ケースの併用で22時間。オフ時はそれぞれ7時間、28時間となる。片耳ずつ充電しながら使える「片耳モード」を搭載するほか、10分の充電で1時間再生できる急速充電にも対応する。

  • Jabra Elite 4のライトベージュ

  • Jabra Elite 4のライラック

Jabraでは2022年1月に、Eliteシリーズのスポーツ向けモデル「Elite 4 Active」を発売している。今回登場した「Elite 4」は、よりビジネス利用を意識した製品で、自宅やオフィスのほか、移動中でもオンライン会議に応答するようなビジネスパーソンの利用を想定している。

GNオーディオジャパンによると、Elite 4 Activeとの大きな違いは表面加工で、Elite 4 Activeはよりフィット感高く、激しく動いてもずれにくい加工を施しているという。一方、本体の形やスピーカー形状が似ていることから、音質はElite 4 Activeと近い仕上がりだとした。

本体サイズはW20.1×H27.2×D20.8mm、重さは約4.6g(1個当たり)。充電ケースサイズはW64.2×H28.5×D34.6mm、重さは約33.4g。IP55準拠の防塵防水性能を備える。スピーカー帯域幅は20Hz~20,000Hz(通話モード時は100Hz~8,000Hz)。L、M、S3つのイヤージェルが付属する。

  • Jabra Elite 4のパッケージ

  • パッケージを開けたところ。接続方法や同梱物がわかりやすく書かれている

  • 同梱物。イヤージェルはMサイズが標準で装着されており、Sサイズ2個とLサイズ2個が付属。充電用にUSB Type-A - Cケーブルも用意されている

  • Jabra Elite 4本体。ケースは手のひらに収まる小ささ。持ったときの軽さも印象的

  • イヤホン本体は小型軽量。角ばった形でつまみやすく、耳へのフィット感も良好だった