ヤマハは、ステージピアノ「CPシリーズ」とオルガン音源・FM音源を搭載したステージキーボード「YCシリーズ」のエッセンスを受け継いだ新シリーズのステージキーボード「CK61」と「CK88」の販売を開始した。価格は「CK61」が99,000円、「CK88」は154,000円。

  • 61鍵の「CK61」

  • 88鍵の「CK88」

「CK61」と「CK88」は、、ステージピアノ「CPシリーズ」とオルガン音源・FM音源を搭載したステージキーボード「YCシリーズ」のエッセンスを受け継いだ新シリーズのステージキーボード。プレミアムコンサートグランドピアノ「CFX」「S700」を含むアコースティックピアノと、現代の音楽シーンには欠かせない「ビンテージエレピ」や「FMエレピ」といったエレクトリックピアノ、Organ Flute音源による「ビンテージオルガン」から「トランジスタオルガン」といったオルガンサウンド、さらにストリングスやブラス、ギターなどの幅広い楽器のサウンドを363音色搭載する。

ライブで使用する頻度の高い機能及びコントローラーは全てフロントパネル上に配置し、ユーザーインターフェースには1つのコントローラーに1つの機能を割り当てる「One-to-One」スタイルを採用。これにより、パフォーマンス中であっても、音色設定(ライブセット)の切り替えだけでなく、サウンドメイキングを行うフィルターやエフェクトなどのコントロールを瞬時に操作できる。ビンテージオルガンのように好みのオルガンサウンドを作れるドローバーも搭載している。

ヤマハのステージキーボードシリーズとして初めてステレオスピーカー(6W+6W)を内蔵。これにより、本体とマイクを接続したり、Bluetoothでスマートフォンなどのデバイスと接続したりすれば、音響設備が整わない場所でも、弾き語りや再生音に合わせたパフォーマンスが行える。電池駆動にも対応しており、ケーブルレスでも使用が可能だ。

  • 「CK88」用のソフトケース「SC-DE88」

  • 「CK61」用のソフトケース「SC-DE61」

日常的に楽器を持ち運ぶアクティブなステージキーボーディストのために、本体の質量は61鍵モデルの「CK61」が5.6kg、88鍵モデルの「CK88」でも13.1kgと、YCシリーズやCPシリーズと比べて軽量に抑えられている。さらにオプション品として「CK88」には安定性の高いキャスター付きソフトケース「SC-DE88」(価格:19,800円)、「CK61」には背負えるバックパックタイプのストラップ付きソフトケース「SC-DE61」(価格:12,100円)が用意されている。

サイズは「CK61」がW910×H109×D291mmで、「CK88」はW1,333×H148×D354mm。本体のほか、ともに電源アダプター(PA-150B)などが付属する。

また、発売にあわせてキャンペーンを実施することがアナウンスされている。学生限定で、購入者には先述のソフトケース「SC-DE88」または「SC-DE61」をプレゼント。詳細はこちらからチェックいただきたい。ヤマハミュージックメンバーへの登録と会員サイト上で製品登録を行なった購入者に対しては、CKシリーズ用のプレミアムサウンドライブラリーセットをプレゼント。こちらは購入時に同封されているQRコードから特設サイトにアクセスすることで申し込める。さらに、ヤマハミュージックジャパンでは、本日より軽音部を対象としたCKシリーズのモニターを募集している。応募期間は2023年4月14日まで。詳細はこちらからチェックできる。