家電製品は生活を快適にする重要アイテムですが、「どんな理由で」「何を選ぶか」を迷いがちなもの。今回マイナビニュース・プラスデジタル編集部員が、リアルな物欲ベースで「いま買いたい家電」をピックアップ。この「キッチン家電編」では、自分が欲しい商品とその理由を、編集部センバツ6名で考えてみました。新生活の参考になれば幸いです。
※記事中の価格は2023年3月10日現在のもの


「冷凍室が狭すぎる!」を解決する省スペース冷凍庫

執筆:吉川(寒さが苦手な元道産子。いまだにヒートテックが手放せない)
買いたいモノ:アクア「AQF-SF11M」/実勢43,890円前後

  • 部屋の隅にたたずむアクア「AQF-SF11M」。写真は2022年モデルからの新色「シャインブラック」

    部屋の隅にたたずむアクア「AQF-SF11M」。写真は2022年モデルからの新色「シャインブラック」

「冷凍室が狭すぎる!」という悩みを抱えてかれこれ1年が経過しようとしています。これまでまったくこんなことを思わなかったのですが、キッカケは引っ越した家の近くに業務用スーパーがあったこと。

おいしくて調理が簡単な冷凍食品にハマり、我が家の冷凍室は常に満杯状態。タップリ入っていることはとてもありがたいのですが、その分かさばります。アイスを買ったはいいものの冷凍庫に入らず、その場で急いで3つ食べるなんてことも……。そのとき「セカンド冷凍庫を買う」という決意が固まりました。

検討している製品は、アクアの冷凍庫「AQF-SF11M」(量販店価格43,890円)。この製品は、容量105Lと筆者が2台目に求めるハードルをクリアしつつ、横幅が36cmとスリムな点が特長です。高さが低くて上に物を置ける冷凍庫よりも、横幅を取らずに家具のすき間や部屋の隅に設置しやすいモデルを探して見つけました。

  • 買い物かご約2つ分の食材が入ります

庫内は1段の棚と4段の引き出し式バスケットで計5段から構成。冷凍食品を縦入れしやすく、奥の食材も取り出しやすい引き出し式な点も好印象でした。買い物かご約2つ分の食材が入るといい、これだけ容量があれば安心ですねとフラグを立てておきます。

カラーは2色ありますが、2022年の新色「シャインブラック」に一目ぼれ。ツヤのあるブラックがいわゆる“冷凍庫感”を薄くしているので、リビングにも置きやすいと感じました。本体サイズはW360×D635×H1,455mm、重さは37kg。年間消費電力量(50/60Hz)は340kWh/年です。

全自動! コーヒー豆と水を入れるだけの楽ちんコーヒーマシン

執筆:林(寝る前にコーヒーを飲んでも普通に眠れる)
買いたいモノ:デロンギ「マグニフィカS」(ECAM22112B)/直販65,800円

  • マグニフィカSの本体カラーは、ブラック(ECAM22112B)とホワイト(ECAM22112W)

コーヒー大好きの林です。在宅ワークで家にいると、1日だいたい1.5Lのコーヒーを飲み干します。確実に「飲み過ぎ!」と驚かれますが、大丈夫でしょう(?)。

いいかげんコーヒーマシンを買おうと思い、候補の一番手はデロンギのエントリー機「マグニフィカS」。仕事柄いろんなコーヒーマシンに触れてきて、自分に合ってるかな~と思っているのがコレ。なにせ全自動! コーヒー豆と水を入れておけば、カップを置いてボタンを押すだけ。普段使いにはできるだけ楽な製品がいいんです(持論)。コーヒー豆のカスを捨てるなどのお手入れも簡単な部類ですね。

マグニフィカSの抽出方法はエスプレッソ式。濃~いエスプレッソも大好きです。抽出メニューにはドリップ風味の「カフェ・ジャポーネ」もあって、こっちもおいしい。

日々のコーヒーは砂糖もミルクも入れません。よってデロンギの全自動コーヒーマシンならではのラテクレマシステムは不要です。ラテクレマシステムとは、ミルクを入れたタンクをコーヒーマシンにセットしておくと、カプチーノのようなミルクメニューも全自動で淹れてくれるスグレモノ。マグニフィカSにも手動のミルクフロッサーがあるので、飲みたくなったらミルクメニューも作れます(多少の手間はかかりますが)。

ラテクレマシステムのないモデルは比較的リーズナブルですし、デロンギの全自動コーヒーマシンはどのモデルも基本の抽出システムは同じ。エントリー機もフラッグシップ機も、ベースとなるコーヒーの味は変わりません。自分にはマグニフィカSで十分ですが、ミルクメニューが好きなら、価格は高くなりますがラテクレマシステム搭載モデルをおすすめします。

電気式ホットサンドメーカーがオススメ。掃除のしやすさ超重要

執筆:庄司(Twitterとの向き合い方を模索中)
買いたいモノ:グリーンハウス「GH-HOTSB」シリーズ(2枚焼き・電気式)/実勢8,970円前後

  • グリーンハウスの電気式ホットサンドメーカー「GH-HOTSA-WH」(ホワイト)

食パンとハムとチーズさえあれば、忙しい朝にも手軽に作れるホットサンド。子どものころから大好きなメニューのひとつです。ひとり暮らしをはじめて、ある日ふとまた食べたくなったのでお店へ探しに行きました。そこで見つけたのが、今回ご紹介するグリーンハウスの電気式ホットサンドメーカーです。

  • 筆者が使っているのは1枚焼きタイプ。現在は2枚焼きの「GH-HOTSB」シリーズが販売中だ

ホットサンドメーカーには電気式と直火式の2種類があり、電気が通るか通らないかで用途や価格が異なります。電気式は電源さえあればどこでも使え、コンパクトなタイプも選べますが、基本的には直火式よりも高価。いっぽう直火式はキャンプなどアウトドア活用もでき、比較的お手ごろですが、フライパンと同じように柄が長いものが多く、収納性にはやや難ありです。

  • GH-HOTSA-WHは立てておけるコンパクトさが魅力。取っ手があって持ち運びやすい

筆者がグリーンハウスの電気式ホットサンドメーカーを選んだのは、宅内以外で使うことがなく、ダイニングの卓上でサッと作って食べたいから。加えて、パンと具材を熱する上下のプレートを取り外せて掃除しやすい点も重視して選びました。

電気式ホットサンドメーカーはどれでもプレートを取り外してお手入れできるわけではなく、製品選びではかなり重要なポイントです。グリーンハウスの製品は着脱式の利点を活かし、ホットサンドプレートとワッフルを作れるプレートを交換できる点もおもしろいですね。

  • プレートは着脱式。調理後の手入れのしやすさはとても重要

  • 美味しく焼けたホットサンドがあると、それだけで生活の質が上がる気がする

筆者が持っているのは1枚焼きの「GH-HOTSA」シリーズ(購入時の価格:4,000円前後)ですが、残念ながら執筆時点では廃盤になっており、2枚焼きの「GH-HOTSB」シリーズ(量販店価格8,970円前後)が販売を継続しています。

1枚焼きの機種にはなかった電源オン/オフボタンやダイヤル式の15分タイマーが追加され、さらにホットサンドメーカーをガバッと開いてホットプレート代わりにできる平面プレートが付いているのが好印象。高価ですが、2人以上のファミリー層には使い勝手が良さそうです。

  • 2枚焼きの「GH-HOTSB-RB」(レッド)

美味しい白米を毎日食べたい! 小容量の高級炊飯器を探す

執筆:村田(3歳の保護猫が家に到着。初日からのいびきに驚き)
買いたいモノ:象印「NW-US07」/実勢84,400円前後

  • 象印の炎舞炊き4合モデル「NW-US07」シリーズ。左がNW-US07-BZ(濃墨)、右がNW-US07-WZ(絹白)。黒い家電が欲しいので濃墨カラーを検討中

2022年~2023年の年末年始で引っ越しまして環境一変、まさに新生活がはじまりました。2人暮らしの我が家のキッチンには電子レンジ、オーブントースター、電気圧力鍋、炊飯器、湯沸かしポットが並んでおり、電源コンセント不足が深刻です。

さて、新生活にあたって現在進行形で「買い」を検討しているのが高級炊飯器。今ある炊飯器(象印:NS-LE05)は全く壊れる兆しもなく、ただなんとな~く使い続けていましたが、調べたらなんと2010年製(12年以上前)! 「高級炊飯器で炊いたお米が美味しすぎた」みたいな話を編集部で聞くにつけ、ど、どんだけ~!! という思いを抑えきれずにいます。

  • 2010年製の象印「NS-LE05」。特に意識せず使い続けていつの間にやら10年選手

いま検討しているのは象印の炎舞炊き4合モデル「NW-US07」(量販店価格84,400円前後)ですが、土鍋ご泡火炊きを採用したタイガー魔法瓶の「JPJ-G060」(同59,400円前後)も値ごろで気になっているところ。「炊飯量(少量希望)」「加熱方式(圧力IH希望)」「洗いやすさ」を中心に選んだのですが、高級炊飯器はファミリー向けが多く5.5合炊きが主流のなか、3合~4合炊きに絞り、なるべく新めのモデルを探したらこうなった、という感じです(炊飯器は大容量のほうがムラなく美味しく炊けるのはあるのですが……)。

逆に「設置サイズ」や「炊飯メニュー数」は検討項目から排除。そもそも3合炊き前後であればそう大きくはならないだろうこと、そして炊飯メニューは、家に電気圧力鍋が別にあるため、炊飯器には炊飯を任せようと割り切ったことが理由です(あと多機能過ぎても使いこなす自信がなく……)。最近は月額でのレンタルサービスを提供しているメーカーも多いため、試してから決めるのもいいなあと考えています。

食パン4枚が一度に焼ける、スチーム付きのお手頃トースター

執筆:杉浦(好きな紅茶はヌワラエリヤ)
買いたいモノ:アイリスオーヤマ「スチームカーボントースター」/直販15,180円

  • アイリスオーヤマの「スチームカーボントースター」(直販価格:15,180円)

新生活をきっかけに「できたら買い換えたい」家電として、トースターを検討中です。我が家は親2人子1人の3人家族、今あるのはトースト2枚を一度に焼けるサイズのトースターなのですが、最近子の食べる量が増えてきて、「ちょっと小さいかも?」と思えてきたからです。

そこで、今より庫内が広い「4枚焼き」の機種が欲しくなりました。「スチーム機能あり」でお財布の都合上「10,000円台」、さらに言うなら「デザイン性」も……と絞っていった結果、アイリスオーヤマの新製品「スチームカーボントースター」に行きつきました。

  • スチーム機能は、水の容器をセットして焼く方式

色々条件を挙げましたが、究極的に大切なのは「おいしく焼けるか」。折よく発売前に試せる機会があったので、一般的な食パンを焼いたトーストを試食させてもらいました。

  • 市販の食パンでも外こんがり、中しっとりに仕上がります

  • カーボンヒーターは上面のみ。下は石英ヒーターなので、比較すると焼き色は淡いです

トーストは外こんがり、中ふんわりと想像以上の仕上がり! カーボンヒーターを使っているのは上だけなので、下の面は焼き目が控え目ながら、上面の焼き色と厚みは文句なし! お値段以上の実力と感じました。

2022年末登場した同社のヘアケア家電「MiCOLA」に似た、雑貨ライクなかわいさも魅力。実物を見たらガッカリということもなく、質感も良好です。

「できたら」と前置きした通り手元のトースターは現役なのですが、春から心機一転頑張るためのご褒美として、家族会議に上げてみようと思います。

設置面積と消費電力少なめ、3人家族向けのホットプレート

執筆:大塚(最近観た映画は「アントマン&ワスプ:クアントマニア」)
買いたいモノ:abien「abien MAGIC GRILL S」(2022モデル)/直販18,480円

  • abien MAGIC GRILL S

我が家は私と妻、11歳の息子という3人家族。この息子の好き嫌いがけっこう多くて、夕食のメニューに悩まされています。そんな彼の好物のひとつが焼肉。外食として焼肉店に行くこともありますが、ホットプレートを出して家で焼肉を楽しむことがあります。

我が家のホットプレートは妻が結婚前から持っていたもので、友達を集めてお好み焼きパーティなどしていたというだけあってそこそこの大きさがあります。プレート内寸は、実測で約35×28cmと、3人家族のおうち焼肉にはオーバーサイズ。出し入れも面倒だし、使用後の後始末も大変で、もう少しコンパクトなものに買い替えたいと思っています。

  • ある日の夕食の様子。テーブルも手狭になるし、こんなに大きくなくていいんです。試しにプレートの半分しか使わないようにして必要サイズ感を探ってみましたが、まったく問題ありませんでした

そしてコンパクトなホットプレートを探す中で、「これは!」と思ったのが、こちらの「abien MAGIC GRILL S(アビエン・マジックグリル S)」。外寸がW253×D246×H99mmというコンパクトさもさることながら、分割式の脚部にプレートを乗せるという構造で、収納時にスペースをとらないというのも魅力的です。消費電力も850Wと、筆者宅で現在使っているホットプレートの1,300Wから大幅低減となります(火力問題はありますが)。

  • 収納時には脚部をプレートに収めておけます

そして実はもうひとつ、カセット式の焼肉グリルというのも候補として考えています。価格でいえばこちらのほうが圧倒的にリーズナブルですし、アウトドアでも使えたり非常時の備えにもなったりという点で、実用面でのメリットは大きいかなと思っています。

  • カセットコンロタイプの焼肉グリルといえば、定番の「やきまる」シリーズですよね

ただカセット式グリルは、実用性に振り過ぎていて筆者の購買欲をあまりそそらないというのが正直なところ。その点「abien MAGIC GRILL S」は、加熱が一般的なシーズヒーターではなく、熱源をプレート内に高密度に張り巡らせたサーキットヒーター方式というあたりのギミック感も筆者の心をくすぐります。何回か家族で焼肉店に行ったと思って「abien MAGIC GRILL S」を買ってしまおうかな、という方向に傾きつつあるこのごろです。