プラススタイル(BBソフトサービス)は2月28日、家庭にある照明や家電などの物理的なスイッチをスマホから遠隔操作するスマートスイッチ「+Style スイッチ」を発表した。アームを垂直方向に動かす構造にするなどし、より多くのスイッチが操作できるよう工夫した。スイッチの天面にタッチレスセンサーを搭載しており、手をかざすだけでスイッチを操作する機能も備える。

価格はオープンで、予想実売価格は4,480円。本体2個セット(予想実売価格は8,480円)や、Wi-Fi接続ユニットが付属して外出先からでもインターネット経由で操作できる「どこでも操作セット」(予想実売価格は7,980円)も用意する。発売を記念した期間限定の割引キャンペーンも実施する。すでに販売中。

  • 照明や家電などの物理的なスイッチをスマホから遠隔操作できるようにするスマートスイッチ「+Style スイッチ」

照明のスイッチや家電のスイッチなど、スマートフォンによる制御に対応していない一般的なスイッチに取り付け、スマートフォンからの操作で電動のアームを動かして物理的にスイッチを押すスマートスイッチ。スイッチ周辺の壁や家電製品に両面テープで張り付けて固定する。競合製品は、SwitchBot社の「SwitchBotボット」。

  • スイッチを押す電動アームが垂直方向に動くのが特徴。軸を中心にアームが回転するSwitchBotボットよりも確実にスイッチが操作できるようにした

  • 強力な3M製の両面テープで壁や家電に張り付ける

  • スマート操作に対応しない湯沸かし器も遠隔で操作できるようになる

+Style スイッチは、スイッチを押す電動アームを垂直方向に動くようにした。押して戻る動作をする「クリックモード」に加え、押す/戻るの片道動作をする「スイッチモード」の2つの動作モードに対応する。

  • シーソー式のスイッチも、押す/戻るの片道動作をする「スイッチモード」で操作できる

  • 取り付けの仕組み。付属のアタッチメントと両面テープで装着する

さらに、スイッチの形状や位置に合わせてアームに取り付けるアタッチメントを5種類付属するほか、アームの可動範囲を10%単位で調整できるようにした。ストロークが浅いスイッチや、平面よりも凹んだ場所にあるスイッチなど、SwitchBotボットでは押すのが難しいスイッチもより確実に操作できるという。スイッチの横幅も35mmに抑え、スイッチを並べて複数のスイッチの制御もしやすくした。

  • 付属のアタッチメント

  • トグルスイッチも操作できる

  • 本体の幅を抑えており、2台並べての設置もしやすくした

スイッチは専用アプリから遠隔で操作できるほか、スイッチの天面にタッチレス式のセンサーを搭載し、手をかざすだけで操作が可能。最大7mm離れた場所から非接触で反応するので、衛生面に配慮しながら操作できる。+Styleのスマートセンサーと連携しての操作や、スマートスピーカーによる音声操作にも対応する。

  • スマホアプリ。スイッチを押す時間やアームの可動範囲が細かく設定できる

  • 上部にタッチレスセンサーを搭載しており、指をかざすだけで操作できる

本体サイズと重さは、スイッチが35×48×40mm、約34g(電池除く)。Wi-Fi接続ユニットが16×61×61mm、約34g)。スイッチの電源はCR2リチウム電池で、稼働時間は約300日(1日1回使用の場合)。

期間限定特価で販売する発売記念のキャンペーンも実施する。+Style スイッチが500円引きの3,980円、2個セットが1,500円引きの6,980円、どこでも操作セットが1,200円引きの6,780円で購入できる。セール期間は3月6日の23時59分まで。