旧車専門の買取サービス・旧車王を運営するカレント自動車は、復活してほしい車種に関するアンケート調査の結果を公開した。1位はダントツで「マツダ RX-7」という結果になった。やっぱロータリーは最高なんだわ。
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復活してほしい車に関する調査を実施
同社は、「販売が終了した車の中には、数十年経っても惜しまれるものや、長い間人気の高いものも多く、旧車好きのユーザーの中には17年ぶりに復活したトヨタのスープラのほかにも、復活を願う車があるだろう」という思いのもと、本調査を実施したそうだ。
本調査は、旧車に興味がある男女208人を対象に、復活してほしい車種と、その理由についてアンケートを実施した。
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1位に輝いたのは、「マツダ RX-7」。2位は同票で日産車が2台という結果に。（カレント自動車調べ）
結果として、1位は87票とダントツで「マツダ RX-7」だったそう。「RX-7」は、1978年から2003年まで生産されていたロータリーエンジン搭載のスポーツカー。中でも人気のFD型は、車両重量が約1,200キログラム程度と軽量で、コーナリング性能が高く、さらに低いフロントノーズも唯一無二のデザインで高い人気を誇っている。
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「マツダ RX-7（FD3S）」。スタイリッシュな車体はいま見ても美しい。そしてロータリーエンジンが生み出す独特の加速、刺激的な走り。ガソリンをまき散らしながら走っていると言われるレベルの燃費はご愛敬。日本に産まれたからには、一生に一度は赤いFDを所有したいものである
続く2位は、47票の同票で「日産 スカイラインGT-R」と「日産 シルビア」だった。「スカイラインGT-R」は、1969年から2002年まで生産されていたスポーツカー。映画「ワイルドスピード」にもたびたび登場し、国内外からの高い人気を誇っている。
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「日産 スカイラインGT-R VスペックII ニュル（BNR34）」。一番人気はR32だろうか
「シルビア」は、1965年から2002年まで生産されていたクーペ型普通乗用車。グリップ走行や、ドリフト走行の車種として人気だったほか、乗り心地の良さからデートカーとしても人気を博していた。
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「日産 シルビア スペックR（S15）」。ドリフト走行の技術を競うD1グランプリでの活躍が突出
4位は、39票で「ホンダ S2000」だ。1999年から2009年まで生産されていたスポーツカー。オープンカーにも関わらずエンジンやサスペンションなどのシャシー部分の剛性が強いことでも有名で、ロングノーズやショートデッキスタイルなどのエクステリアデザインも人気の理由とみられる。
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「ホンダ S2000」。現状ホンダにとっては最後のFR（フロントエンジン・リアドライブ）車
5位は、38票で「スバル 360」だ。1958年から1970年まで生産されていた軽自動車。「てんとう虫」の愛称でも呼ばれる丸々としたキュートなエクステリアデザインが印象的だ。高度経済成長期に登場した車で、最初の大衆車と考えられており、マイカー文化を普及させたことでも知られている。また、機械技術の発展に貢献したものに与えられる「機械遺産」にも認定されている。
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「スバル 360」。1位から4位までとは毛色の違い、可愛らしいデザイン
また、復活して欲しい車種の理由については、最も多かったのが、37.4%で「デザインが好きだから」で、特に5位の「スバル360」を選んだ理由に多く見受けられたようだ。次に多かったのは27.9%で「運転が楽しいから」で、これは特に「マツダ RX-7」を選んだ理由に多い印象だったそう。
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今の車にない魅力を挙げる声が多かったようだ。（カレント自動車調べ）
同社は、復活してほしい車種には、今の車には見られないデザインやエンジン性能を持つ特徴があると分析している。例えば、昔のターボは今のダウンサイジングターボとは違い、いわゆる”ドッカンターボ”と呼ばれるターボチャージャーによる過給の瞬間やトルクの立ち上がりがわかりやすく、自分で操っている感じがあるという魅力などを挙げている。
ネット上では「マークII三姉妹も復活してほしい」「R32が旧車だと…旧車と言うなら箱スカだろ。百歩譲ってケンメリ」「マークIIかマークXでしょう！！」などの声が寄せられた。いろいろ復活してほしい車はあるが、とりあえずみんな現行の86、シビック、ロードスターでも買おうぜ。
