KDDIとソフトバンクは2月2日、通信障害や災害などでスマートフォンが通信できなくなった場合の備えとして、緊急時に予備回線に切り替えられるデュアルSIMサービスを提供すると連名で発表した。
個人および法人のau/ソフトバンクユーザーに対し、システム障害や災害などによって自社回線で通信できない状況が生じた際に限り、互いの通信サービスを予備回線として提供する。2022年に発生した大規模通信障害の教訓から、このようなサービスは総務省の有識者会議などで検討が進められていた。
両社ともに、具体的なサービス内容や提供料金、申込方法などは別途発表するとしている。なお、沖縄セルラー電話契約のauユーザーに対しても、KDDI契約と同様にソフトバンクの予備回線の提供を予定している。