セイコーウオッチは2月10日に、女性向けブランド「セイコー ルキア」の新しいコレクションとして、「LUKIA Grow(グロウ)」のレギュラーモデル(5モデル)と限定モデル(2モデル)を発売する。価格は59,400円~110,000円。
ルキアの新コレクションとなるLUKIA Growは、「花」をモチーフとした製品を展開していく。自然の中で花が豊かに育つ姿に重ね、LUKIA Growを所有した人の成長を後押しする存在になれるようにと願いを込めた。しなやかに成長する女性を花に見立て、美しく花開くことを思い描いたとしている。2023年春の新作では、凛として美しく咲くカラーリリーをデザインモチーフにチョイス。自分らしさと、周りの人々や自然にも気遣える芯の強さと優しさを、時計のシャープな輝きと柔和な曲線で表現した。
<セイコー ルキア> LUKIA Grow(レギュラーモデル)
LUKIA Growのラインナップは、まずレギュラーモデルとしてトノー型を2モデル、ラウンド型を3モデル用意。トノー型「SSQW072」のダイヤルはブラウン系のカラーリリーをイメージし、ニュアンスカラーのピンクブラウンとした。白蝶貝の柔らかな光沢とピンクブランは肌なじみがよい。
一方のラウンド型「SSVW205」は、カーブをかけた放射状の型打ち模様をダイヤルに描き、中心から柔らかに広がる黄色のグラデーションとなっている。これはカラーリリーが咲く様子をイメージしたもの。
トノー型とラウンド型とも、12時・3時・6時・9時はローマンインデックス(トノー型は3時位置にインデックスなし)、そのほかはバーインデックス。ローマンインデックスは伸びやかなデザイン都市、真っ直ぐに咲くカラーリリーのフォルムを表した。
トノー型のケースとブレスレットの素材はチタンで、独自の表面硬化技術「プラチナダイヤシールド」を加工(SSVW205は一部ピンクゴールド色めっき)。ケースサイズは縦37×横24.6×厚さ8.3mm、風防はスーパークリアコーティング(両面無反射コーティング)のカーブサファイアガラス、防水性能は10気圧。ムーブメントは、ソーラー駆動と電波時計に対応したクオーツ式の「キャリバー 1B32」となる。
ラウンド型のケースとブレスレットの素材はステンレススチール、ケースサイズは外形27.5×厚さ8.2mm、風防はスーパークリアコーティング(両面無反射コーティング)のカーブサファイアガラス、防水性能は10気圧。モデルによって、ケースとブレスレットの仕上げが異なり、プラチナダイヤシールドのほか、一部にシャンパンゴールド色めっきやピンクゴールド色めっきを施している。ムーブメントはトノー型と同じ「1B32」だ。
<セイコー ルキア> LUKIA Grow edenworks コラボレーション限定モデル
LUKIA Growの限定モデルは、フラワークリエイターの篠崎恵美さんが主宰する「edenworks(エデンワークス)」とコラボレーション。トノー型とラウンド型を1モデルずつラインナップしている。トノー型「SSQW074」は限定800本、価格は110,000円。ラウンド型「SSVW207」は限定800本、価格は88,000円。
ダイヤルのベースには白蝶貝を用い、花の持つ自然で柔らかな風合いを表現した。カラーリリーの咲き方から着想を得たというダイヤルデザインは、ラボグロウン・ダイヤモンドを非対称に配置している。
また、トノー型とラウンド型それぞれのイメージに合わせ、篠崎恵美さんが選んだ付け替え用ストラップを付属。トノー型は、カラーリリーが凛として咲くたたずまいを表現した落ち着いた淡いベージュのストラップだ。ラウンド型は、カラーリリーの曲線美から優しさをイメージした淡いピンクのストラップとなる。これらのストラップは、りんごを原料の一部として使ったアップルレザー(合成皮革)を採用している。そのほか、おもな仕様はレギュラーモデルに準ずる。
池田エライザさん× edenworks 篠崎恵美さん スペシャル ムービー
LUKIA Grownのリリースを記念して、ルキアのイメージキャラクターを務める池田エライザさんと、上記のフラワークリエイター・篠崎恵美さんがプロモーションの撮影秘話を語るスペシャルムービー(YouTube)も公開されている。