日本サムスンの国内代理店であるITGマーケティングは、外付けSSD「Samsung Portable SSD T7 Shield」の大容量4TBモデルを2月1日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は49,980円。同時に、同製品の放送局向け専用ケース入りモデルも発売する。
USB 3.2 Gen 2インターフェースを採用し、NVMe SSDを搭載したポータブルSSD。熱を制御するラバー素材の外装によって、大容量ファイルの転送でも安定したパフォーマンスを実現したとする。
シーケンシャルリードが最大1,050MB/s、シーケンシャルライトが最大1,000MB/sと高速で、前モデルの「Samsung Portable SSD T5」と比較してSSDの転送速度が約1.9倍向上、実測のデータ転送時間においては約31%短縮した。
外側をエラストマーで覆い、3メートルの落下に耐える設計。IP65準拠の防水・防塵性能を備えた。なお、製品には3年の限定保証が付帯する。
セキュリティ面では、AES 256ビットハードウェア暗号化機能を搭載。プリインストールされる「SamsungポータブルSSDソフトウェア 1.0」でセキュリティ設定やデバイスのファームウェアとソフトウェアのアップデートが可能。SSD管理ツール「Samsung Magicianソフトウェア」では、セキュリティ設定やファームウェアのアップデートに加え、ドライブの健康状態、温度、データ使用容量の可視化が行える。
放送局やポストプロダクションで撮影・編集した映像コンテンツの保管や受け渡しがしやすいように、コンパクトな専用ケースにT7 ShieldのSSD本体と接続ケーブル(USB 3.2 Type-C to Aケーブル/ USB 3.2 Type-C to Cケーブル)を収納した「放送局向け専用ケース入りモデル」も法人向けに発売する。
SSDの主な仕様は、本体サイズが88×13×59mm、重さ約98g。転送速度はシーケンシャルリードが最大1,050MB/秒、シーケンシャルライトが最大1,000MB/秒。防水性・防塵性はIP65準拠、耐落下性は最大3m、耐衝撃性は非動作時で1,500G、0.5ms期間、3軸、耐振動性が非動作時10~2,000Hz、20G。システム要件はWindows 7以降、Mac OS X 10.10以降、Android Lollipop以降。USB 3.2 Type-C to AケーブルとUSB 3.2 Type-C to Cケーブルが付属する。