国土交通省が、一定区域内でのタクシー定額乗り放題のサブスクリプションサービスを解禁する方向で調整に入ったという。

  • 国交省がタクシーサブスク解禁へ、一定区域内で乗り放題

    国交省、タクシーのサブスク解禁へ

このサービス解禁には、鉄道やバスなどの公共交通の便が良くない地域で、買い物や通院など高齢者らの移動手段の確保につなげる狙いがあるそうだ。ただし、地方自治代などの合意が条件であり、導入時期などは各自治体の協議に委ねられるそう。

同省では、地方公共交通の再編に向けた、次の通常国家に提出する関連法の一括改正案へ組み入れることを視野に入れて進めているのだとか。

同様のサブスクサービスに関しては、以前から取り組みがある。例えばKDDIとWILLERが共同で開発した「mobi(モビ)」だ。使用者が近くにある乗車場所と、目的地近くの降車場所をスマホアプリで選ぶと、近くにいる「mobi」の車に乗れるサービスとなっている。30日間5,000円で東京都豊島区、大阪市北区・福島区、名古屋市千種区、京都府京丹後市、三重県明和町のエリア内が乗り放題の交通だ。

今後は、今回調整に入ったタクシーサブスクサービスがどのエリアまでカバーし、どのくらいの料金になるかが焦点となる。

ネット上では「マイカー要らなくなるか(´・ω・`)」「20キロ圏内乗り放題なら3万ぐらいは出してもいい」「月額おいくら万円?」などの声が寄せられた。