フリービットは12月15日、トーンモバイルのオンライン健康相談サービス「TONE Care」において、「スマホの使いすぎ」に関する専門相談を開始した。スマホの利用状況から使いすぎを検知すると、見守りアプリ「oneファミリー」で通知して相談を促す仕組み。利用にあたって追加料金は不要。

  • トーンモバイルが、オンライン健康相談サービス「TONE Care」でスマホの使いすぎに関する専門相談を開始した

TONE Careは、ドリーム・トレイン・インターネットとトーンライフスタイルが運営する「トーンモバイル」ブランドのオンライン健康相談サービス。ユーザー協力型の実証実験プロジェクト「TONE Labo」対象ユーザー向けに提供している。

現在、中高生の7人に1人がスマホの使いすぎの症状を疑われる「ネット依存」を招いているとして、WHOも警鐘を鳴らすなど社会問題化している。だが、ネット依存の専門医療機関は少なく、診療を受けたくてもなかなか予約が取れないのが現状だ。

TONE Careの「スマホ使いすぎ」相談は、こうした問題に対処すべく新設された。相談に乗るのは、インターネット/ゲーム依存の診断/治療などに関する研修を修了し、多くの予防/回復支援サービスに関わってきた専門家で、実データと連動した的確なアドバイスを行う。独自の「TONE あんしん AI」を活用し、子どものスマホ利用状況からAIが使いすぎを検知すると、oneファミリー内で通知して注意喚起や相談を促す。

  • スマホの利用状況からAIが子どものスマホの使いすぎを検知すると、oneファミリー内で通知して注意喚起や相談を促してくれる

  • スマホの使いすぎ相談の予約はoneファミリーのアプリ上でできる

スマホ使いすぎ相談の利用には、保護者がTONE ファミリーオプション(有料)を契約し、かつoneファミリーを利用している必要がある。相談時間は1回30分/月2回まで。相談料は無料。

TONE Laboに参加していると、トーンモバイルの最新端末「TONE e22」が21,780円で購入できるなどの特典もある。