シャープは、米ラスベガスで開催されるテクノロジーの大規模展示会「CES 2023」(会期：現地時間2023年1月5日～1月8日)に出展。同社の最新デバイスである超高解像度ディスプレイや超高速AFカメラ、超小型近接センサーを搭載した、VR用の超軽量HMDプロトタイプを初公開する。
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シャープのCES展示イメージ。画像は「Automotive」、「AR/VR」エリア
AR/VR関連では上記のVR HMDの参考出展に加え、世界最薄という超小型カメラモジュールや、HMD装着者の人やモノへの衝突を抑制する距離センサーなど、「安全かつ快適に映像に没入できるAR/VR向けデバイス」も展示する。
さらに、テレビの最上位機「AQUOS XLED」のグローバル展開モデルを出展し、mini LEDバックライト搭載の液晶ディスプレイとして世界最大級の120型モデルも初公開。mini LEDバックライトと量子ドット技術による明暗・色表現力の高さを特徴としている(放送受信用のチューナーは非搭載)。
シャープはCESの会期中、メイン会場であるLas Vegas Convention Center(LVCC)とは別の会場にて出展予定。「New Energy」、「Automotive」、「AR/VR」、「TV」の4テーマでブースを展開し、上記の他にも液晶ディスプレイと色素増感太陽電池の技術を融合して同社が開発した屋内光発電デバイス「LC-LH」を海外初披露。また、視野角制御ディスプレイを活用した助手席用モニター「Passenger Information Display」も出展する。
