フリアーシステムズジャパンは12月5日、ガンタイプのハンディ型サーモグラフィカメラのエントリーモデル「FLIR E52」を発表した。

  • ガンタイプのハンディ型サーモグラフィカメラ「FLIR E52」

人間工学に基づいたガンタイプのハンディ型サーモグラフィカメラ。240×180ピクセルの熱検出器を備え、最高550度までの温度を検知可能。3つのスポットメーターを備え、画面上にライブ領域の最高/最低温度を表示する。計測したい部位をワンタッチするだけで温度を表示するワンタッチレベルスパンに対応し、素早く正確な計測をサポートする。

可視光カメラからディテールを抽出して奥行きや視認性を付加する「スーパーファインコントラスト(MSX)」を搭載しており、FLIR MSXテクノロジーによる鮮明な画像生成とあわせて、細部や遠近感などを分かりやすく表示する。ディスプレイは640×480ピクセルで、細部まで見やすい解像度となっている。

事前に計画したルートを実行して大規模 / 複数の場所を調査するのに役立つ「FLIR検査ルート機能」を搭載。正確な計測と点検効率向上が狙える。本体にはバッテリを内蔵し、約2.5時間の使用が可能だ。

500万画素のデジタルカメラとしても機能し、SDメモリーカードに写真や動画を保存できる。デジタルズーム機能は4倍。「FLIR Ignite」を使えば、クラウドへ画像を直接アップロードして、素早く状況を共有できる。