富士フイルムは10月27日、スマートフォン用“チェキ”プリンター「INSTAX SQUARE Link」を発表した。11月17日に発売予定で、価格はオープン。

  • INSTAX SQUARE Link(アッシュホワイト/ミッドナイトグリーン)

    INSTAX SQUARE Link(アッシュホワイト/ミッドナイトグリーン)

INSTAX Linkシリーズは、Bluetooth経由でiPhone/Androidスマートフォンから写真を受け取り、チェキフィルムに印刷できるプリンター。ワイドフォーマットやカードサイズなどの各種モデルを用意しており、今回発売されるINSTAX SQUARE Linkはスクエアフィルム用となる。

専用アプリの新機能として「AR Print」「INSTAX Connect」を追加する。AR PrintではARエフェクトによる加工を楽しめる。さらにチェキにARエフェクトを重ねた表示画面を再び動画や静止画としてデジタル化し、SNSで簡単にシェアできる。INSTAX Connectでは、写真の上に吹き出し表示のチャット・メッセージを重ねてプリントできる。

  • 新機能「AR Print」(左)と「INSTAX Connect」(右)

    新機能「AR Print」(左)と「INSTAX Connect」(右)

INSTAX SQUARE Link本体は、アッシュホワイト/ミッドナイトグリーンの2色展開。各色に合わせた専用ハードケースのほか、スクエアフィルム用アルバムも同時に発売する。

露光画素数は800×800ドット(12.5ドット/mm)、階調はRGB各色256段階。通信規格はBluetooth 4.2、対応フォーマットはJPEG、PNG、HEIF、DNG。画像データの受信完了から約12秒でフィルムが排出される。フル充電からのプリント可能枚数は約100枚。リチウムイオン電池を内蔵する充電式の製品で、充電用のUSB Type-Cケーブルが付属する。本体サイズは約127.5×105×37.5mm、重さは約236g(フィルムを除く)。

  • 専用ハードケース

    専用ハードケース