パナソニックは10月11日、次亜塩素酸による加湿機能を搭載した空間除菌脱臭機「ジアイーノ」F-MV5400を発売したことに際して、女性500名を対象に実施した「加湿機」に関する調査結果を発表した。加湿機の雑菌やニオイが気になるという回答が多かった一方で、約4人に1人が加湿機の手入れをほとんどしていないという実態が明らかとなった。

  • 30～69歳女性の4割超が加湿機を使用・購入を検討中

30〜69歳女性の5,000名を対象にスクリーニング調査を実施したところ、4割超の方が加湿機を使用中、もしくはこの秋冬での購入を検討中と回答した。

「加湿機の気になるところ」を尋ねると、「タンクやフィルターの雑菌」が約60％と最多となった。また、雑菌の繁殖やそれらが原因となりうる「ニオイ」という回答も約20％いた。ほかにも「手入れ方法や手入れの仕方」「手入れが面倒／面倒そう」との回答が多数あった。

  • 加湿機の気になるところ

手入れについての質問に対しては、「定期的にはなかなかできない／できなそう」という回答が61%と、加湿機の手入れ頻度に課題を感じている使用者が多かった。また、加湿機使用者のうち約4人に1人が「どのようにお手入れするかよくわからない」と回答。

  • 加湿機の手入れへの意識

冬場使用中の手入れの頻度を聞くと、「月1回以上」という回答が約65%いた一方で、「加湿機を出す／しまうときにする程度」が約22％、「手入れをしたことがない」が約4％いた。

  • 加湿器の手入れの頻度

冬場などの加湿機の使用時間を尋ねると、約42％が半日以上使用しており、 約24％が1日中使用していた。約8割が冬の自宅の乾燥を気にしていると回答しており、冬場の室内の乾燥対策として加湿機を長時間運転で使用していることが明らかとなった。加湿機の気になるところの調査結果でも、加湿機使用者の約42％が「水の補充（給水）」を、約23％が「使用電気代」が気になると回答した。

  • 加湿器の使用時間

  • 冬の自宅乾燥への意識