米Googleは9月29日(現地時間)、これまで展開してきたクラウドゲーミングサービス「Google Stadia」について、サービスを終了すると発表した。順次払い戻しを開始し、2023年1月18日にはゲームライブラリにアクセスできなくなる。

同社公式ブログの中で、Googleのバイスプレジデントとゼネラルマネージャーを務めるPhil Harrison氏によって公開された内容。ユーザーが購入したすべてのゲームとアドオンコンテンツに加え、Google Storeで販売したすべてのStadiaハードウェアについても払い戻しを実施予定(日本では販売されていない)。2023年1月18日にはゲームライブラリにアクセスできなくなり、2023年1月中旬を目処に払い戻しを完了してサービスを終了するとしている。

Phil Harrison氏は発表の中で、「Stadiaのベースとなる技術基盤は大規模で、ゲームの枠を超えている」と説明。YouTubeやGoogle Play、ARへの取り組みなど他の事業にも転用できるため、これまでStadiaに関する業務にあたってきた従業員は他部署へと再配置を実施するという。