マランツの“まったく新しいホームシアター用AVアンプ”「CINEMAシリーズ」5製品が登場。これまでのマランツAVアンプのラインナップを再構築し、2022年冬より順次発売すると予告している。

  • マランツ新AVアンプ「CINEMA」今冬発売へ

CINEMAシリーズのラインナップは以下の通り。具体的な価格や発売時期、詳細仕様については、各製品個別で後日アナウンスするという。

  • 15.4ch AVプリアンプ「AV 10」
  • 16ch パワーアンプ「AMP 10」
  • 9.4ch AVアンプ「CINEMA 40」
  • 9.4ch AVアンプ「CINEMA 50」
  • 7.2ch スリムAVアンプ「CINEMA 70s」
  • 15.4ch AVプリアンプ「AV 10」

  • 16ch パワーアンプ「AMP 10」

映画や音楽を愛する人々に高い品質のホームリスニング体験を届けることを目指したCINEMAシリーズは、旗艦モデルのAVプリアンプ、16ch パワーアンプ、3つのAVアンプで構成。

マランツの伝統的な3つの特徴である、「極めて優れたオーディオパフォーマンス」、「細部にまでこだわり抜いた品質」、「時代を超えたエレガントなデザイン」を兼ね備え、「ホームシアターのために精巧に作り上げた、マランツの新しいAVアンプの魅力を実感してもらえると確信している」という。

  • 9.4ch AVアンプ「CINEMA 40」

  • 9.4ch AVアンプ「CINEMA 50」

  • 7.2ch スリムAVアンプ「CINEMA 70s」

ピュアオーディオ製品としてラインナップしている「MODEL 30」や「SACD 30n」などと同じコンセプトでデザインした、新しいフロントパネルとシャーシを採用。ポートホールのような、マランツの伝統的なデザインエレメントを継承しつつ、現代的な解釈による再構築を経て、「これからのマランツを象徴するまったく新しいデザインとして生み出された」ものだという。

  • マランツの伝統的なデザインエレメントを継承し、現代的な解釈による再構築を経た“まったく新しいデザイン”を採用

マランツの伝統と最新技術を融合させたオーディオ回路と最新のDSPにより、Dolby AtmosやDTS:X、Auro-3Dといったイマーシブオーディオのパフォーマンスを引き出し、「時間を忘れて作品に没入できる3Dサウンドスケープ」を提供。8K/60Hzや4K/120Hz対応の複数のHDMI入力を備え、ルームアコースティックの最適化など「映画館に匹敵するクオリティのプライベートシアターを実現するための機能」も装備する。

  • AV 10のフロントパネルを開いたところ

独自のネットワークオーディオ機能「HEOS」を搭載し、ハイレゾ対応の音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオ、ポッドキャストをHEOSアプリから操作して楽しめるとする。AirPlay 2やBluetooth経由のワイヤレス再生にも対応する。

  • AVアンプの設置イメージ(テレビなどは付属しない)

新開発の高精細GUIを採用したセットアップメニューを装備し、操作性も進化。付属のリモコンだけでなく、専用のアプリやWebブラウザから操作できるという。Alexaによる音声コントロールにも対応する。

  • 付属のリモコン