ラトックシステムは9月27日、室内のCO2・PM2.5・温度・湿度などを計測してスマホから確認できるWi-Fi環境センサー「RS-WFEVS2」を発表した。11月中旬から発売する。標準価格は22,880円。

  • RS-WFEVS2

RS-WFEVS2は、CO2、PM1/2.5/4/10、VOC、温度・湿度、気圧、UVの値を計測し、スマホアプリ「エアミル 2」から確認・取得できるWi-Fi環境センサー。センシリオン製の光音響NDIR方式CO2センサーとPMセンサーを採用し、高精度な計測が可能とする。

計測結果はリアルタイムにスマホやタブレットから確認でき、値の変化をグラフ見られるほか、計測データはクラウドに蓄積し、期間を指定するとCSV形式でダウンロードできる。

  • 計測結果はアプリから確認する

従来機種の「RS-WFEVS1」から改善し、Wi-Fiルーター情報の設定にBluetoothを採用した。セットアップ時にスマホで2.4GHz帯のSSIDを指定すると、センサーとルーターの間でWi-Fi接続先を切り替えることなく使える。自宅のWi-Fiルーターに接続後、全項目の自動計測とクラウドへのデータ蓄積が開始される仕様。

CO2濃度や温度などの計測値が指定した値を超えると、スマホに通知するアラート機能を搭載。アラート機能の閾値や、超えてから何分後に通知を送るかはアプリから設定できる。

本体に搭載するLEDでは、CO2濃度のレベルを色と本数で表示。1,000ppm未満では緑色に光るが、1,000~2,500ppmで橙、2,500ppm以上で赤色に点灯する。LEDの本数は4段階で、数が多いほど範囲内での値が高いことを示す。

アプリの対応機種はiOS 12以降、またはAndroid 6以降。通信機能はIEEE802.11b/g/nに対応。本体サイズは約W76×D36×H76mm(突起含まず)、重さは約120g。

  • LEDの数と色でCO2濃度を表示

  • ひとつのアカウントにセンサーを複数登録可能