英国のGravity Indstries社が、開発中の新型ジェットスーツの飛行映像を公開し、ネットで注目を集めている。ジェット噴射で空を飛ぶ、映画やゲームの世界でよく見る「ジェットパック」だ!

Gravity Indstries社は、2017年に設立された英国の企業。「アイアンマン」のように空を飛ぶジェットスーツを開発している。

注目を集めているのは、国際製造技術見本市(IMTS)で披露された新型のジェットスーツだ。詳細は公開されていないが、映像を見る限り腕に2つのジェットエンジン、背中に3つのジェットエンジが付いているのが確認できる。まるで重力がないかのように空を飛んでいる。映像では同社の創業者であるリチャード・ブラウニング氏が操縦しており、器用にジェットエンジンをコントロールすることで、滑らかに飛行している。

同社は以前にもジェットスーツを開発しており、2021年には、英海軍・Royal Navyが、ジェットスーツで飛行し、ボートから船に乗り移るYouTube動画も公開している。当時のジェットスーツは、腕に2つのジェットエンジンと、背中に1つのジェットエンジンを搭載していた。ちなみに、当時のジェットスーツの出力は1000馬力、飛行速度は毎時88.5キロメートル、最大速度は毎時136.8キロメートルなんだとか。出力が1000馬力とは、強靭な肉体とバランス感覚がないと扱うことができなそうだ。

ネット上では「アイアンマンちっく☆」「これは凄い!夢があるね」「結構ちゃんと飛んでるの凄い!パワーアーマー欲しい」などの声が寄せられた。