ふざけたWEBコンテンツをコンテンツを企画・制作するという株式会社バーグハンバーグバーグが、どこで使ったいいか分からない謝罪画像だけを集めたフリー素材サイトを公開し、ネットで注目を集めている。

  • どこで使えばいいの!? 需要1%に応えた「謝罪フリー写真」サイトが話題

    独特な謝罪画像しかない! どこで使えばいいんだ!

同社は、「使用用途のわからない謝罪写真のフリー素材サイトを作りました」として、1%の需要に応えたという謝罪フリー写真サイト「スキマソーリー」を紹介。掲載されている写真素材は、個人・商用問わず無料で利用可能としている。公開された素材は本当にどこで使えばいいか分からないものばかりで、例えば、オムライスにケチャップで謝罪文を書いたものや、手の甲に梅干しを乗せながら謝罪するもの、頬杖をつきながら謝罪するものなどなど。

  • 「オムライス謝罪」LINEやTwitterで使えそう?

  • 「梅干しを手の甲に三個乗せながら謝罪」どういう状況なんだ!

  • 「『申し訳なさ倍増』のバフがかかった謝罪」バフがかかってる!

この素材サイト、実は、PC向けオンラインゲーム「M2-神甲天翔伝-」が、2012年からサービスを開始して10周年を迎えた記念に、バーグハンバーグバーグのプロデュースで制作されたものだ。

「M2-神甲天翔伝-」は、もともと2004年に「M2-神甲演義-」として日本国内向けにサービスを開始したが、2008年に1度サービスを終了。2010年に「M2-神甲綺譚-」としてサービスを再開したものの、2011年に当時の運営元が大量の従業員を解雇したことで、サービスの継続が困難となり、緊急メンテナンスを実施。しかし、そのメンテナンスを正常に終えることができず、そのままサービスを終了。これが「メンテ失敗事件」として、ネット上を騒がせたことがある。その後、「M2-神甲演義-」と「M2-神甲綺譚-」の2作に関わっていたシフォン代表取締役社長・長谷川氏が、2012年に「M2-神甲天翔伝-」としてサービスを再開させている。

現運営のシフォンの、「M2」に対する認識を、明るいものに変えたいという想いから、暗いイメージになりやすい「謝罪」というワードを面白く・楽しいものにした「スキマソーリー」の公開へと至ったそうだ。

ちなみに、バーグハンバーグバーグでは、ほかにも「1%の需要に応えた」というフリー素材サイトを公開している。1%の需要に応えた看護師フリー写真素材サイト「スキマナース」だ。こちらも使い道はさっぱり分からないが、クスッとするような写真ばかり。興味があれば、ぜひ見てほしい。

  • 「スキマナース」使い所の分からないナースのフリー写真がたくさんある

ネット上では「こういうのはね、意味を考えてはいけないんだよ。需要はある、知らんけど」「1%も需要があると思ってるのか」「また使い所謎すぎるフリー素材サイト作ってる……」などの声が寄せられた。